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【起業家必見】5分で読める、ウィズコロナでのスタートアップ【死ぬな】

今回は、スタートアップがコロナショック時代を生き延びるために考えるべきことをまとめます。

スタートアップ、起業家の皆さんには、事業がストップした方や売上が延期された方など多いと思います。大変だと思います。

今、我々スタートアップがすべきことは、

「死なないようにスタミナを蓄えること」

です。それでは、ポイントをいくつかまとめてみます。


1、コロナショックで何が起きるのか

2020年4月あたりから、日本でも緊急事態宣言が起こり、海外ではロックダウンになる地域ばかりです。

このコロナショックで、ビジネス的に大きく何が変わるのかまとめると、

①最低1-2年間は、オフラインよりオンラインのコミュニケーションが求められる。
②2019年までとは、法人予算の使い方が変わる。
③消費活動に対する自粛が続く。

それでは、もう少し詳しく説明していきます。


-①最低1-2年間は、オフラインよりオンラインのコミュニケーションが求められる。

まずは、オフラインコミュニケーションがオンラインに移り変わっていきます。

実際に、私が見たものを含めると、例えば、オンライン会議や営業、リモートワーク、ZOOMキャバクラ、飲食店のデリバリー化、オンライン結婚式、オンライン飲み会、大学のオンライン授業化などがありました。

少なくとも、政府からの宣言なども踏まえると、我々一般人が、気持ちよくオフラインでのコミュニケーションを出来る様になるには、少なくとも1年、余波が収まるのを考えると数年はかかると見込んでいます。


②2019年までとは、法人予算の使い方が変わる。

オフラインコミュニケーションが減るとどうなるかというと、いわゆるお金の使われ方が変わります。

2019年末までの法人予算が一定余っていた時代では、CVC(投資事業部)の設立やイベントスポンサー、Saasプロダクトへの投資など、あったら便利だなというWANT商材にお金が使われていました。

しかし、コロナショック以降は、法人も自社の安定性を一番の優先とするため、WANTの商材にお金が使われづらくなります。無ければいけないもの、NEED商材にお金がつぎ込まれるようになるのです。

例えば、他社に投資をしていたために自社のPLが不安定になってしまい、潰れてしまう。売り上げが立つ見込みがあるが、手元キャッシュが追い付かない為にお金が足りなくなる、黒字倒産なども増えてくると思います。

スタートアップにも多い、D2Cサービス、例えば、アパレルのECなどは、CCC(キャッシュコンバージョンサイクル)が長いため上に書いたような黒字倒産になりやすいです。要注意。


③消費活動に対する自粛が続く。

それでは、法人が積極的にWANT商材に投資をしなくなるとどうなるのかというと、個人消費者もお金を使いづらくなります。

ビジネスに余白がなくなると、個人消費者も本当に必要なものにしかお金を使わないのです。

どういうことかというと、お金が儲からないかもといって、誰も音楽を作らない、漫画を描かない、アニメやゲームを作らないとなると、「本当に新しい遊び」は生まれません。

今、テレビやネットを見ていると、わかると思いますが、数年前に流行ったアニメやドラマの再放送、漫画やゲームの無料配信、リメイクなど新しいIPではなく古いIPの焼き増ししかされていません。

法人側が、豊かな投資を出来ていないコンテンツに対して、個人消費者が投資をすることはほとんどないと言えるでしょう。

上に書いた以外の要因ももちろんありますが、しばらくは、法人も個人、みんながお金を使わなくなることが見込めます。


2、コロナショックの対抗策

コロナショックやばいのは分かったから、じゃあ、スタートアップはどうすんねん。という部分だと思いますが、改めて、

「死なないようにスタミナを蓄えること」

が私からの提案です。

このスタミナという言葉には、2つの意味を込めています。

①資金面でのスタミナ
②精神面でのスタミナ


①資金面でのスタミナ

一つ目は、資金面でのスタミナですが、これはシンプルに会社が回るように資金余力を蓄えろということです。

資金を蓄える手段は、以下の3つしか基本的にはありません。

A、利益を上げる。
B、コストを下げる。
C、資金調達をする。

どの方法でもいいと思います。会社の事業が回ってきているのであれば、利益を上げる施策をしてもいいし、オフィス解約し、リモートワークにしてコストを下げてもいいと思うし、融資や投資をして資金調達するのもアリです。

スタートアップは、自社の得意なやり方で、どうすれば資金面でのスタミナが増やせるかを気にしてください。
※資金調達に協力手金VCなどは以下にまとめておきます。


ー②精神面でのスタミナ

二つ目は、精神面でのスタミナです。これは、新しいチャレンジをすることを諦めるなということです。

我々スタートアップや起業家の多くは、何かしらのWHY YOUや原体験をもっているはずです。

今、このコロナショックで世の中が落ちている時だからこそ、新しい事業を考えるべきだし、必要とされているソリューションを見つけ出すべきです。

決して、世論に負けて、自分を裏切るような決断をしないようにしてください。明けない夜はないし、終わらない経済危機はないです。

何も出来ることがないと思うなら、自己分析をより深く、原体験分析をしましょう!
※参考にチカイケさんのnoteを貼っておきます。


3、まとめと伝えたいこと

長々と書いてしまいましたが、伝えたいことは一つです。

「死なないようにスタミナを蓄えろ」

自社スタートアップの出来るやり方でいいと思います。難しいことも変なテクニック論も必要ないです。

ポジティブにもネガティブにもならないで、今この現実を見つめましょう。アフターコロナなんて見ないで、ウィズコロナです。今をどう生きるのかを改めて考えよう。

相談があれば、気軽にDMください。


4、資金調達ができるVCやイベントまとめ

最後に、コロナショックに対して積極的にスタートアップをサポートしようとしているベンチャーキャピタルやアクセラレータプログラムも沢山動いています。

興味のある方はぜひ参加してください。必要な方に届け。

※スタートアップや起業家以外も絶対チェックしたほうがいい社労士のかなやまさんのnote☟



いつもありがとうございます。少しでも皆様の為になることを願っております