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海外観光の再開

昨年末から在外マレーシア生活を続けているが、日本から遊びに来てもらえるようになったので、手順をなるべく具体的に記しておく。4月から危険情報レベル2で手配旅行は可能になり、5月は3組受け入れた。

見落としもあるし、特に乗り継ぎ便では経由地で入国同様の準備が必要になることも多いので、アプリ入力などに備え、出発地搭乗などへの1時間前行動を推奨します。

【あくまで個人の手控えなので、実際には各海外公館や政府観光局(現地日本大使館は日本語情報も発信しています)の最新情報を確認のうえ、航空券手配旅行社と相談しながら行って下さい!】

日本からマレーシアへ:
サバ、サラワクを除き、2022年4月1日にパンデミックからエンデミック(マラリヤなどの特定感染状態同等)宣言され、入国制限緩和・渡航受け入れが2020年3月18日以来2年ぶりに再開され、5月1日からは出発2日以内のPCR陰性証明や旅行保険の医療保障条件、到着時抗原検査も不要になった。
・ワクチン証明をデータ化しておく(ワクチン2回未満または60歳以上3回未満だと入国時陰性証明や5日間隔離など)
・MySejahtera(MySJ)アプリのダウンロード(滞在中も大活躍)〜日本の番号からでよいので、Whatsappアプリも入れておくとオンラインで通話もできて便利
・MySJのTravellerアイコンから、半角英数で7日前までに入力(Pre-departureフォーム入力のほか、ワクチン証明移管も)
・反映されるとMySJにTravellers Cardが現れる。これらの証明類の反映(右下にグリーンでSubmitted)にどのくらい時間がかかるかが定かではない。1週間では心もとないので、出発前10日以上の余裕を持ってアプリ登録を始めたい
・搭乗時にTravellers Card右下がまだ赤文字なら、Submit nowクリックで入力して完了させる

マレーシア到着後:
・MySJ立ち上げを求められるので、空港Wifiへなるはや接続(滞在中もいちいち立ち上げるので、モバイルWiFi持参かSIMフリースマホなら空港の入国カウンター【手前の】開いているキャリアで現地SIMを購入しておくとよい)
・どこかへ入るときにMySJでQRスキャンかスキャンなしでも、青画面を確認されることがある〜町中の個人店舗では、ノートに名前とスマホ番号記入(クラスター発生時連絡用?)で済むことも
・日本便搭乗、到着時入国のために、マレーシア出国前72時間以内のreal time RT-PCRやQuantitative Antigen Test(CLEIA/ECLIA)などの検査陰性が必要〜空港出発ロビーなどのRTK Antigenは不可なので、チェックイン3時間前に行ってRT-PCR(RM350、1時間半ならRM470)か街中のクリニックで24時間前検査でメールまたはWhatsapp(RM240)取得でしょうか(いずれも空港と同じBP Healthcareの価格*)
*参考:検査証明書の提出について

日本へ帰国:
・マレーシアは現時点では要チェックの「指定国」ではないので、ワクチン3回で自宅隔離不要です。3回未満は原則1週間です。
・上記いずれの場合も公共交通機関で帰宅できます。
・検疫所では陰性証明、ワクチン証明、質問票などの提出が必要ですが【アプリストアインストールでない】MySOSアプリでスマホから日本到着6時間前まで(4/27までは16時間前)に事前登録しておくとファストトラックが可能です

おつかれさまでした!

マレーシア以外の東南アジア(観光ビザで日本帰国時検疫3日待機がない国 22/4/29):

シンガポール
22年4月1日から、ワクチン完了者は隔離なしで日本人は30日間まで
・ワクチン2回以上証明、未満は不可
・TraceTogetherアプリインストール
・帰国3日前に入国カードと健康申告アプリ申請、2日前にPCR陰性または抗原陰性証明

ブルネイ
2022年4月1日から、エンデミック早期を宣言し、ワクチン2回以上完了者のグリーンリスト国・地域(日本、マレーシア空路など11か国)から入国可能
・出発2日前のRT-PCR陰性または1日前の抗原陰性証明
・BruHealthアプリのインストールと登録
・1日前までのPMOトラベルポータルへの登録 
・入国後のRT-PCRと抗原検査費用BND100の支払い
・医療保障BND50,000以上の海外旅行保険
・専用車でのホテル移動、到着後のRT-PCRと陰性証明までのホテル隔離
・到着日翌日と翌々日の抗原検査とBruHealthアプリへの陰性登録
・日本パスポートのビザなし観光は元々2週間だったが、宣言前は隔離が2週間あった(笑)

インドネシア(バリ、バタム、ビンタンと22/4/6からジャカルタ、ジョクジャら6空港と国際海港、国境)
2022年3月7日、日本含む23か国(4/6に43か国)から、隔離なしの入国および空港到着時ビザ(VOA:30日間、Rp.500,000)再開
・PeduliLindungiアプリ
・ワクチン2回以上証明紙、出発前48時間以内PCR陰性証明
・医療保障2万5千ドル以上の海外旅行保険
国内移動はワクチン2回で要陰性証明、ワクチン3回で不要

フィリピン
2022年2月10日から、ワクチン接種を完了し、日本を含む査証免除国からのビザなし入国開始
・ワクチン2回以上証明、出発前48時間以内PCR陰性または24時間以内抗原陰性証明
・医療保障3万5千ドル以上の海外旅行保険
・居住者以外も出発国搭乗時にOne Health Passへの登録(submit)済画面が求められる場合あるが、選択肢が居住者向けで記入に悩む。特にフィリピン滞在地や国内電話番号10桁がトランジットでも必要なのは問題で、フィリピンNAIA空港住所(Pasay, Metro Manila)やフィリピン航空番号(046 419 8920)などでクリアしたい。
登録フォーム:https://www.onehealthpass.com.ph/e-HDC

カンボジア
2022年3月17日、空港VOA再開(30日間、写真不要、US30)
・ワクチン2回以上証明(紙の提示を要求される)、未満は15日隔離と2000ドルデポジット
・COVID-19健康保険(90USドル、20日間有効)推奨だがチェックなし

ベトナム
2022年3月15日、入国時の水際措置をコロナ以前に戻し、4月29日、日本側が帰国時検疫3日待機を解除した。ワクチン接種の有無や回数の条件なしは特筆される
・日本人入国は、旅券の種類、入国目的にかかわらず、入国日から15日間の査証免除
・2歳未満除き、RT-PCR法/RT-LAMPで出国72時間以内、迅速抗原検査で出国前24時間以内の陰性証明書持参
・滞在中はオンライン医療申告アプリ(PC―COVID)を使用

タイ
Thailand Pass 申請システムで渡航7日前までに要登録
2022年2月1日以降、サンドボックス地域以外はTEST AND GO(検疫隔離免除)だが、4月1日から出国前PCRもなしで、サンドボックス意味あるかわからなくなった
・ワクチン2回以上でPCRのための指定ホテル1泊分予約確認書(空港送迎片道、RT-PCR検査1回、抗原検査キット1回込みで提携病院持つホテル)、未満で5日間指定ホテル隔離
・医療保障2万ドル以上の海外旅行保険
・PCR陰性後に外出、チェックアウト可能(他県移動も)
・滞在5日目に自己抗原検査をMorChanaアプリ申告
トラベルサンドボックス制度(以下4エリア)
1プーケット県・クラビ県・パンガー県
2スラーターニー県(サムイ島、タオ島、パンガン島)
3チョンブリー県(パタヤ、バーンラムン、シーラチャー、シーチャン島、サッタヒープ(ナーチョムティエン及びバーンサレ))
4トラート県(チャーン島)
・ワクチン2回以上証明、未満はTEST AND GO同様5日間指定ホテル隔離
・指定ホテルの 5 泊分予約確認書(空港送迎片道、RT-PCR検査1回、抗原検査キット1回込み)〜1、2内3箇所までホテル変更可能
・医療保障2万ドル以上の海外旅行保険
・4-5日目自己抗原検査をMorChanaアプリ申告で他県移動可

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