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マティス 自由なフォルム

結婚記念日、国立新美術館のマティス展、自由なフォルムに行って、館内のポール・ボキューズでランチ。いつ見ても近未来的でアガる建物。

国立新美術館

ランチは展示会モチーフメニューで、大作「花と果実」がコンセプトのデザートが特に美しかったです。

花と果実
花と果実モチーフのデザート

私の近況は、フルタイム育休中ながらなんだかんだお仕事があって、家事育児の隙を見て仕事、でほとんどのキャパが占められる生活を送っています。夫は夫でいろいろ忙しく、夫の業務が終わる頃には私は寝かしつけで寝落ち。しかも娘が起きている時間は、大人しか分からない話をしていると「お話ちないで!」と話すのをやめるまで言い続けられ、妨害される(困るけどかわいい笑)
というわけで、家庭ではやらなければならない意思決定がギリギリできるくらいと、仕事関連の最低限の共有(あくまで最低限、全然足りない)しかできない状況が続いていて、今の時期はしょうがないよねーと日々思っているわけですが。久々に2人(+6カ月児)でのお出かけで、必要最低限以外の会話もできて、とっても楽しかった。活力を得ました。

マティスは主に母が好きなため、小さい頃から家にマティスのアートポスターが飾られていて、馴染み深いもの。自宅にも大きいブルー・ヌードのポスターや低木の額装があります。

ブルー・ヌード


今回の自由なフォルムは、マティスの人生後半に焦点が当たっていて、大病後に新たな表現方法として確立した切り紙絵にまつわる展示がたくさん。切り紙絵は子どもの絵みたいな天真爛漫さがあり、技術の後退ともみられかねない表現方法だけれど、「長年マティスを悩ませてきたデッサンと色彩の永遠の葛藤を解決する糸口を見出した」というパネルを見て、「どんな困難も思案も経験も、ムダにはならないんだなぁ」と改めて思うなどしました。
特に飾り枠がついた窓に合わせた布(カーテン?)の実物と、実際の使用シーンが見れて良かった。木漏れ日じゃないけれど、光の美しさを改めて感じる展示でした。
室内装飾などをデザインしたロザリオ礼拝堂の再現もあり、太陽の動きを模してライトが動くので、礼拝堂内の光の移り変わりを疑似体験できるのも良かった。

ロザリオ礼拝堂の再現
礼拝堂内の光の移り変わりを疑似体験できる

またしばらく機嫌良く頑張れます💪

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