[3000円ワイン]わたしたぶん、シラーズが好き(全部に言うやん)〈オーストラリア/シラーズ〉
今夜の #3000円ワイン は、武蔵小山にあります「Alibi Wine Room(アリバイ・ワイン・ルーム)」さんにて入手したオーストラリアワインです。
アリバイワインルームさんは、オーストラリア&ニュージーランドのナチュラルワイン生産者と契約を結び、ワインをインポートされている「コロニアルトレード」さんの実売店舗であります。
思えばオーストラリアも、ナチュラルワインの一大産地ですよね。スクリューキャップ使用率世界トップのニュージーランドとともに、まだまだわたしの知らないワインの世界が広がっていそうな国、オーストラリア。
「最近のオーストラリアは、イタリア品種の栽培が盛んなんですよ」とは、アリバイさんでうかがったお話。えー!イタリア?
なんでも産地によってはイタリアの気候に似ているから、なんだそうですが、どうやらイタリアからの移民がワイナリーを開き、それが成功したことも影響している模様。
「フランスっぽい品種」を植える国や産地はあまたあれど、国として「イタリア品種が多い」のって、あんまり聞かない気がしますよね。
「シラーズの首都バロッサ・ヴァレー産で造る、イタリア品種ネッビオーロのワイン」とかいう、込み入ったワインがいつか飲めたりするんだろうか…!
というわけで、お店ではもちろん契約ワイナリーさんのナチュラルワインが買えるわけですが、アリバイワインルームさんの真の楽しさは、むしろこっちではないでしょうか。
じゃん!
こちらの実店舗では、オーストラリア&ニュージーランドワインを、テーマごとに飲み比べすることができるんです🍷
わたしは「Wine Flight3」をお試しさせていただいたのですが、「ムニエ」の単品種なんて初めて飲んだし、「ピノノワール/シラーズ」なんていうオーストラリアでしかなさそうなワインもいただけて、好奇心が満たされる楽しいワ活になりました。
これがまた、生産者のお話なんかを聞かせてもらいながら飲むワインって、ほんと楽しいんですよね~、ひとりで飲む量としてはまあまあありましたけども…!(歓喜)
というわけで、そんなアリバイワインルームさんから「えっと、3000円台のワインがいいですよね…?」というお心遣いをいただきながら選んだワインが本日の3000円ワインとなります。
あの、みなさん、大事なことなので一応言っておきますが、ますたやは高いワインも、安いワインも、全部好きですので…………ッ!(みなさまのお気遣いに感謝します…!)
ザ カンニング プラン シラーズ 2021[¥3600(税抜き)]
<ワインdata>
国:オーストラリア 種類:赤 品種:シラーズ ヴィンテージ:2021 生産者:シスルダウン インポーター:コロニアルトレード
<バランス>
酸味★★★☆☆ タンニン:★★☆☆☆ 香り:★★★★☆
さて、リアルなキツネのエチケットがカワイイこちらのワイン、品種はシラーズです。
「オーストラリアのシラーズ」といえば、ワイン品種のなかでわたしがもっとも初期に「覚えた」品種。安価であっても比較的個性がとらえやすく、「重くてスパイシー」なワインの代名詞として重宝してました。わかんないときは、シラーズ!みたいな。
その後、ワインへの課金が増すのと反比例して、なぜだか課金額が減っていった感のあるオーストラリア・シラーズ。それでも、2022年の3000円ワインベスト12ではふたつぼしにランクインするなど、やはり「推し品種」としての残り香を感じます。
さて、そんなシラーズを早速飲んで行きます。濃いルビーレッドが推し心をくすぐるグラス。さあ、今回はどんな出会いとなるのでしょうか。
う、う、、美味~~~~~~~ッ…!!!!
いやもう、飲んだ瞬間爆笑しました。アッハッハッハ、美味…っ(そして冷静)
グラスから立ちのぼる、上品なスパイス感。華やかで凝縮した果実の香り。そして、飲む前から伝わってくるエレガントな酸味の雰囲気に、あ~、これこれ、アタシこれが飲みたかったのよ!と、飲む前から嬉しくなります。
実際に飲んでみると、これがもう、じゅわっじゅわにジューシーなんですよね~。アルコール度の高さもあいまって、ふわ、とした甘みも感じます。重すぎないベリーやチェリー系の赤い果物に、ちょっとチョコレートを乗せました、みたいな親切さ。そう、これ、なんていうか「美味すぎるブドウジュース」みたいなニュアンスがあるんだよな…!
ちなみに、最近わたしが入手した新しいおもちゃ、糖度計ではかったら「7」って出ました。そ、そうか~~これが、糖度「7」か~~~!
複雑すぎないシンプルでストレートな口当たりと、綺麗に伸びる酸によって繊細に描かれる輪郭。あ~~そうか、わかったぞ。これ、あたしの好きなワインだわ。(超個人的)
ご飯はオーストラリアからお越しになったラム肉を合わせましたが、これがどう考えても「合う」一択。合うオブザ合うすぎてすぐになくなってしまったんだけど、どうして美味しいワインってすぐになくなってしまうん…(飲むから)
というわけで、今回も美味しい3000円ワインとともに、楽しいハナキンの夜となったのでした🦘💓
美味しいワインは、すべて偉大…!いや、もう、ほんとに。
▶こちらはAmazon店にはなさそうでしたので、アリバイさんにお問い合わせが吉かも。ちなみに同じ生産者のグルナッシュも美味しいらしいです(こちらはAmazon店にもあります)、南アパフェのひと(ハムのひとみたいな感じで)KOZEさんも推しておられた…!
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■ ますたやとは:
関東在住の30代、3000円ワインの民(たみ)。ワインは週に約5本(休肝日2日)、夫婦で1本を分けあって飲みます。2021年J.S.A.認定ワインエキスパート取得、2022年コムラードオブチーズ認定。夫もワインエキスパートを取得、現在はWSETLevel3を英語で挑戦中の、ワイン大好き夫婦です!
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