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30歳で考えるべきキャリアにおける4つの選択肢

・できる仕事が増えてきた
・任されたタスクをそつなくこなしてしまっている
・今後どういったスキルを伸ばそうか検討している
という方にお読みいいただければ、と思って記事を書きます!

ちなみに、私についてですが、自身のキャリアを転職エージェントという仕事からはじめました。
1000人以上の求職者の方(20代から50代まで)と面談をさせていただき、キャリアの変遷や、企業がどういった人を求めているか、というところの一端にふれました。
その後、人財採用に関わったり、エンジニアとしてシステム開発をしたり、プロジェクト推進などの業務に関わっています。

先に結論を!
30歳で考えるべきキャリアにおける4つの選択肢とは
・指示通りに業務を行う
・組織的に業務を遂行する
・専門性の高い領域で業務に取り組む
・お金の稼ぎ方を決める

上記であり、どれを選ぶかが非常に重要だと考えています!
仕事をする上で、いずれかしか取り組まないということはないですが、どこにウェイトをおくか、というところは、明確にしておいた方がいいかなと。

4つの選択肢とは具体的にどういったもので、30歳のタイミングで選択をすることがなぜ重要なのか、どのように選べばいいのかについて書き進めていきます。

キャリアにおける4つの選択肢とは

指示通りに業務を行う
明確なマニュアルがある業務をイメージしていただければ。
コールセンターでの応対や、製造ラインにおける流れ作業など。

組織的に業務を遂行する
人のマネジメントをする業務。
上位役職者によって決められた意思決定に従って、自身が預かった組織の人たちにどう仕事をしてもらうか、を考える。

専門性の高い領域で業務に取り組む
士業や、特定領域で特化したスキルを保有して業務に取り組む。
スキルの高いエンジニアや、ヒットを連発させているマーケティングコンサルタントなどもここに該当するかなと。

お金の稼ぎ方を決める
どういったビジネスモデルで、どういったお金の使い方をして、より多くの利益をあげるかを考える。
企業の経営幹部など。

上記を念頭において読み進めていただけると幸いです。

30歳のタイミングで選択をすることがなぜ重要なのか

・変化の激しい時代の中で、より長く働くためのスキルが必要
・上記を身につけるためには、今あるスキルをベースにキャリアの幅を広げた方がよい
・キャリアの幅を広げるためには、キャリアの幅を広げるための橋渡しになる部分が必要で、それは30歳前後で一定身についてくると考えられるため

という感じ。

「変化の激しい時代の中で、より長く働くためのスキルが必要」というところがピンとこなかった方は
LIFE SHIFT(ライフ・シフト)
を読んでいただければ!

「キャリアの幅を広げるための橋渡しになる部分」というのは、「自分のメインの業務ではないが、業務をともにする人たちからエッセンスを学んで、自分がメイン業務で培ったものとかけ合わせて成果に結びつきそうな」ところ。
営業に同行することが多いエンジニアが、エンジニアとしてのバックグラウンドを活かしながら営業として成果をあげるようになったり、進捗会議への参加頻度が高いメンバーが、進捗管理の仕方をキャッチアップしてプロジェクトマネジメント業務に関わっていくようなことを想定していただければ。

ちなみに・・・
「橋渡しになる部分」を無視して、まったく異なる領域に身を投じることもありだとは思いますが、「学習コストが高いこと」「収入が下がる(もしくはなかなか上がらない)こと」を念頭においた方がいいかなと思います。
(私自身、営業職からエンジニア職にキャリアチェンジをする際に経験しましたが、大変だったな・・・(遠い目))

どのように選べばいいのか

1. これまでの業務でどのようなことをしてきたか棚卸しをする
2. 強み弱み、興味があるポイントを整理する
3. 今の業務を継続して伸び代があるか、次のキャリアを歩み始めるべきタイミングが検討する
4. 身近な人に相談する
上記の流れがよいかなと思っています。

やるべきことはシンプルなのですが、さくっと結論がでない可能性が高いかなと。
キャリアについて検討/選択する上で難しいことは、「答えがなく、キャリアを積み上げて初めて、かつての選択について振り返ることができる」ことなので。
2〜4については行ったり来たりすることになりそう。

身近な人に相談する際は
ヤフーの1on1
に目を通しておいてもいいかと。
ある程度傾聴ができて、内省を促してくれる人に相談するのがオススメ。
冷静に今のキャリアについて考えることができる方は、転職のプロと会話する前に、上司や友人に純粋な相談として時間をもらうのがいいかなと思っていて。
新しいキャリアは転職でしか獲得できないというわけではないので。
もちろん、「じゃあ転職だね」という結論に至ることができれば、転職のプロに相談するのはありだと思っています。
(今回は転職のノウハウについて書く記事ではないので、転職相談に関する詳細はまたの機会に!)

「仕事に対する考え方」と「世の中で求められる仕事」は変わっていくものなので、「こういう考え方が正解」というものはないですが、「関わる組織の大小」、「人に関わるか、コトに取り組むか」というところを大きな軸としてもっておいてもいいと思います。
関わる組織が大きければ業務はある程度細分化され、特定の領域に特化することになりますし、小さな組織であればいろんな業務に関わることになります。
(ジョブローテーションはありますし、個人事業主だと特定業務しかしない、ということもありますので。その点はケースバイケースということで。)
「人に関わるか、コトに取り組むか」というのは、「マネジメントに関わる」か「スペシャリティをきわめるか」というところ。
人が活躍する土壌をつくることが好きならば、組織的に業務を遂行するところに関わる、仕事に取り組むにあたって「自分でやった方が早い」と思いがちな人は、専門性の高い領域で業務に取り組むといいのでは?と思っていたりします。
そして、オーナーシップをもってビジネスを推進していきたいならば、お金の稼ぎ方を決める立ち位置にいくのがいいかなと。
自分でビジネスを立ち上げたり、経営幹部として参画したり、ある程度の時間をかけて出世をしたり、方法は様々ですね。

キャリア選択に正解はないですが、お読みいただいた方にとってプラスになる情報を発信できれば!と思っています。

ということで、今回は、
「30歳で考えるべきキャリアにおける4つの選択肢」について書かせていただきました!

以上、お読みいただきありがとうございました!

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