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エッセイ

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2020年11月の記事一覧

【日記】 筆者、ニュースを見る

【日記】 筆者、ニュースを見る

筆者はほぼ毎日、新聞を読む。
地元の新聞と朝日新聞それぞれの朝刊を読むのが日課となっている。
特に朝日新聞は書評欄が素晴らしいため、読者をする際の参考にしている。
おかげで筆者は以下の本を大学図書館を通じて手に入れた。

「ドヤ顔で腕を組む人がうつる表紙の本が幅をきかすご時世、この本は大変素晴らしい」
筆者は得意げに言うが、1ページも読んでいない。めんどくさいからである。「そういう日もある」

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【日記】 授業を受ける

【日記】 授業を受ける

今日は授業で、新聞記事もどきを書いて講師の方に添削してもらったことがあった。
このことで、自分の中に萌芽しつつあった文章へのプライドが水疱に帰したことは言うまでもなかった。
「無駄な贅肉を削ぎ落としたはずのワタシの文章にまだ贅肉が残っていたのか」筆者は半ばポカンとしながら講師の説明を聞いた。
最終的に添削された文章を見て驚いた。「なんと無駄の無いパーフェクトボディ!(文章が)」つまり、驚嘆したので

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【日記】 アパートの話しかしていない

【日記】 アパートの話しかしていない

最近アパートの話しかしていない気がする。
どんなアパートかと言うと、ガスと水道が共同であり、食器棚や脱衣所の汚さは香港伝説のスラム街「九龍城砦」を彷彿とさせる。しかし、そんな刑務所のような場所で筆者は毎日グースカと惰眠に浸ることができるのだ。つまり、刑務所中でも快適に過ごせるビスケット・オリバのような部屋(漫画『範馬刃牙』参照)だと理解してもらえたらよかろう。

元々、ネタ作りに色々やってみようか

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【日記】キムチ鍋を食す

【日記】キムチ鍋を食す

筆者は昨日(今日?)、ベーシスト氏の下宿でキムチ鍋を食べた模様。秋風が吹き荒ぶこの頃に食べる鍋は若者2人の五臓六腑を深く染み渡らせたことはもはや言うまでもない。
しかしこの日、筆者がベーシスト氏宅に行ったのは、れっきとした「用事」があったからだ。にもかかわらず、筆者は「梅酒ろっく」という珍酒を、海賊なみの豪快さでコップ一杯平らげてしまったことで、救いようの無いほど酩酊してしまったのである。
結局、

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【日記】 「ヤバいヤバい保険」を使う

【日記】 「ヤバいヤバい保険」を使う

懸案の書き物が終了。
明日に体裁を整えれば何とかなるだろう。

こういう時は「やばいやばい保険」を使うことをお勧めする。手順は以下の通り。
①友人をはじめ誰でもいいから、「やばいやばい」と言う
②なるべく危機感溢れる顔で言う
③なるべく大きな声で言う
④懸案が終わるまで「やばいやばい」と言う

そうすると本当にやばくても自身の精神のダメージは非科学的に軽減される。その代わり、ヤバくなかったときの友

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【日記】 夕食を取る

【日記】 夕食を取る

筆者は大学入学時に手帳を買ったが、使った試しが無かった。なぜなら手帳に書くほど用事が無いからである。この退屈の極地を歩む筆者であったが、にもかかわらず、最近の忙しさはどういうことだ。

パソコンに向かってぶつぶつ文句を言いながら資料を作る姿はもはや、機械に乗っ取られた人間の最期とも言うべき悲しい代物である。

だがそういう筆者もきちんと食事は摂る。
うどん→冷凍ごはん(アパートに炊飯器が無い)→ラ

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【日記】 大いに疲れている

筆者は現在、疲労困憊である。
先日、飲み会が行われ、師匠に「自分に自信を持つにはどうすればいいですか」と聞いたところ、「恋人を作れ」と言われ、本質を突いた師匠の一言になす術もなかった。

アパートの部屋は床が若干、埃っぽくなって、早くもクイックルワイパーが欲しくてたまらない。「塵も積もれば山となる」とはよく言うものが、筆者からすれば積もるのはストレスだけである。

夕飯に、ファミリーマートで買った

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【日記】 言い訳する

【日記】 言い訳する

三つ子の魂百までとはよく言ったもので、幼少期に形成された筆者の純粋無垢な性格は、今なおその光芒を放つ。しかし、それは懐疑的に分析する必要がある卒業研究では何ら役に立っていないことが実情だ。

これは怒り心頭に発しても文句は出まい。史料を読んで何も湧き上がってこないのは、筆者が単なるおバカさんではなく、物事をつぶらな瞳で疑いもせずに考えてしまう所以であると思う。(と思わなければならないほど、追い詰め

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【日記】 動画を見る

【日記】 動画を見る

筆者は森見登美彦氏のファンであるので、上の動画を鑑賞している。
しかも対談相手が藤原辰史氏ときたら、見ないわけにはいかないだろう。藤原さんと言えば、「コロナ後の世界を生きる」を読んだばかりなので、尚更嬉しい。

社会に全く訴えかけない森見登美彦氏独特の文章と社会に強く訴えかける藤原辰史氏の情熱的な文章に筆者は日々薫陶を受けているつもりでいる。

【日記】 色々と考える

【日記】 色々と考える

よくよく考えると、アパートを借りたはいいが、ファブリーズ(消臭剤)を買っていないとは一体どういう了見か。このままでは衣類が腐敗の一途を辿り、今まで築き上げてきた人間関係が海の藻屑と化すのは必至である。

さらに考えると、なぜファブリーズは無いのに、「三島由紀夫十代書簡集」はあるのだろうか。

ノリスケ氏の深遠な意図は誰にもわからない。

【日記】 旅行から帰宅

【日記】 旅行から帰宅

ノリスケ氏一同は、旅行から帰宅した模様。
やがて氏は実家に戻り、シャワーを浴びようとするも、溢れ出る冷水に全裸で悶絶した模様。
お母堂によると、給湯器が壊れていたことが判明した模様。

「禊かと思った。死ぬんじゃないかと思った」
氏は語った。