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刺繍/詩集

言葉という様々な色や形のビーズ
毎日の暮らしで見つけたものを
そっと心の中にしまっておき
ふとした時に糸を通してみる

並べる順番をあれこれ考えても
また次の日にはやり直したくなる
それを繰り返しているうちに
わからなくなって千切ってしまう

散らばった飾り玉が偶然に重なって
今までとは違う色彩が生まれる
その輝きが消えないうちに
すぐにまた糸を通して形にする

悩みながら
誰かを想いながら
時に呪いながら
これからも作っていく

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