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日記 230307「銀座シネパトスが閉館してから10年」


銀座シネパトスが入っていた三原橋地下街(2013‎年‎3‎月‎15‎日撮影)

使っていたパソコンが調子悪くて滞っていた外付けHDD内の整理。新しいパソコンを買ったので再開しました。

いろいろな画像や動画を削除していると、懐かしいものにふと再会します。

東銀座にあった三原橋地下街を撮った写真が目に留まりました。ちょうど10年前にここに入っていた映画館「銀座シネパトス」が閉館しました。映画を観ていても時々地下鉄の音が少し聞こえるという面白い映画館でした。そしてアダルトショップもあったりして、銀座とは思えない猥雑さがとてもあった。

日本で最初につくられた地下街といわれる〈三原橋地下街〉(東京都中央区銀座4丁目)です。建物は、1952年(昭和27)土浦亀城(つちうら かめき 1897〜1996年)が設計しました。土浦亀城は帝国ホテルを設計したアメリカの建築家 フランク・ロイド・ライトの下で働いた経験を持つ建築家で、のちにバウハウススタイルと呼ばれるモダニズムの作風を得意としました。

ミツカン水の文化センター 機関誌『水の文化』47号 つなぐ橋「川がない橋が秘めた東京の履歴」

泰明小学校では、生徒たちに「三原橋には行ってはいけない」と言って、遠回りして帰らせていたんです。

ミツカン水の文化センター 機関誌『水の文化』47号 つなぐ橋「川がない橋が秘めた東京の履歴」

私が行き始めた時はもうピンク映画館はなかったのですが、子供が近づいてはダメな所に指定されていたんですね。

あまり全国ロードショーなどをしない映画をやっていて、面白そうなものがあった時にたまに行ったのですが、何を観たのかいまいち思い出せないですね。「レザレクション」(クリストファー・ランバート主演)を観たのは何となく覚えているのですが。

今はどこの映画館も、そして銀座も綺麗になっていて、それは快適ではあるのですが、何となく淋しい感じもしますね。

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