『食べる事は生きる事』
「何を当たり前の事を」と、思われていると思いますが、正しい食事ができていますか?
●食事の基本 【よく噛む】
世の中に柔らかい食べ物が出回ったせいで、現代人は噛まなくなりましたね😅
小さい頃、「よく噛みなさい」って言われませんでしたか?
●よく噛むといい事がいっぱい♪
①我慢しなくても、自然に腹8分目で満足
②よく噛むから、塩分が多いと塩辛く感じる
③消化しやすくなるので、内臓への負担が減る
これだけでもダイエットや減塩、消化不良の悩みがお金をかけず解決できてしまいます
●日本人は もともと菜食人種
狩猟で命を繋いできた西洋人は、肉食しても消化吸収に優れた胃腸を持っていますが、農耕民族だった多くのアジア人は腸が短く、お肉を消化吸収する能力が西洋人に比べて劣ります
西洋の食文化を取り込んだアジア人に増えたのが、大腸がんやひどい便秘などと言われています
●糖と脂肪のお話
確かに洋食は美味しいです
実はそこが落とし穴なんですね
人間生きていくには糖も脂肪も大切なエネルギー源なので、美味しく感じるものは体が無意識に求めてしまいます
問題は『量』
お薬にも言える話なのですが、「薬も過ぎると毒になる」のはご存知の通り
食べない訳にはいかないので、摂取量に気をつけることをオススメします
●発酵食品文化の日本
日本食の基本調味料は、砂糖、塩、酢、醤油、味噌、酒、みりん…半分以上が発酵食品ですね
納豆やお漬物も発酵食品
発酵食品のいい所は、免疫力を上げてくれますし、食物酵素は食べ物の消化吸収を助けてくれるので、意識して摂ると便秘解消の助けになってくれます
●糖尿病食は健康食
「どういう事?」…と、思われるかもしれません
糖尿病食の基本は「減塩」「低脂肪」「低カロリー」ですね
「味が薄い」「まずい」という印象が強いと思いますが、ひと工夫で美味しくいただけてしまいます
「減塩」すると味気なく感じるので「お出汁の味を強めに」するだけで、日本人の舌は旨味に敏感なので「美味しく」感じます
醤油やドレッシングの代わりにお酢を使うのが「減塩」のテクニックのひとつですが、いちいち作るのは料理の苦手な方には敷居が高いので、市販のノンオイルドレッシングが便利です
「お肉大好き♪」って方も多いと思います
食べるなとは言いません
ただ、脂の少ない部位にこだわって下さいね
最近は低温調理や脱脂調理ができる調理器具が売られているので、それを使いこなせればジューシーだけど脂の少ないお肉を美味しくいただけます
●食品添加物のお話
「リン」という栄養素の名前をご存知でしょうか?
透析患者さんにはお馴染みの注意しなければいけない成分で、主に動物性のタンパク質に多く含まれます
リンは「有機リン」「無機リン」と大きく分かれるのですが、有機リンは摂取しても体から排出されやすい特徴がある一方、無機リンは体に蓄積されやすい傾向があります
リン自体は体を育む大切な栄養素なんですが、過剰に体に蓄積されると体を蝕みます
問題は無機リン
加工肉などの食品添加物使われたものには無機リンが多く含まれます
もちろん食品添加物は腐敗を遅らせたり、発色を良くして食材を美味しそうに見せたりする恩恵をもたらしてくれています
ただ、現代は冷凍や容器、流通などの食品の鮮度を保つ技術が発達したので、食品添加物を摂取するメリットは少なくなってきているのではないでしょうか?
●カリウムのお話
こちらも腎臓病患者さんには身近な栄養素なんですが、「何故、美味しいものにカリウムが何故多いのか?」って考えた事はありませんか?
昔から「初物を食べると寿命がのびる」と言われていますが、これ全部カリウムの塊(汗)
カリウムが多い食材を見ていると、種だったり根だったり…そう実は「命の凝縮」したものなんですね
活動する為のエネルギーは重要視されているのに、何故、命のエネルギーの存在を見落としてしまったのでしょうか?
命の維持に必要だから、カリウムは美味しく感じるし、多くても少なくても動物の命の根幹の心臓に致命的な影響を与えてしまうのです
「カリウムは命の栄養」と考えて、食事制限がある方も少しでいいので「命の果実」をいただくようにして下さいね
●「お酢」の話
世の中にはたくさんの病がありますが、皆さんのお話を聞いていると、「体にいいのはわかっているけど、お酢は嫌い😫」という話を良く耳にします
お医者様や管理栄養士さんからも「お酢」を摂取しろとは言われても、摂るな と言われる事は少ないと思います
確かに、いくら体に良くても美味しくなかったら続けるのは難しいです
『お酢嫌いの人の為のクラフトコーラ』のレシピを紹介しておきます
興味がある方は参考にして下さいね
※私のTwitterレシピ記事を元に、注意点や写真、効能などを加筆しています
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