国府津から出た箱根旅②星と海賊船とガラスと最高のお刺身
日付が変わった深夜0時から始まる2日目。
タイトル書いてたら長すぎて、目次タイトルにした。
星と海賊船とガラスと刺身。
箱根と小田原の素晴らしいものを全部味わえた2日目を振り返る。
浴衣にコートで見た星空
夕食は久しぶりのフレンチコース。
フレンチやけど、豆乳やお味噌もちょっと使うてはって、野菜も多め、重たすぎないコースやった。
note書いてたら日付変わっていたけれど、なんとなく寝られず。部屋が1階やったので、裏の芝生へ出てみたら。
寝かけていた夫を起こす。10月出雲旅行行った時と逆パターン。カメラとiPhoneを夜空にむけて、星を撮っていた。
浴衣の下にヒートテックスパッツ履いて、(2年前バーゲンで買った)布団生まれのコートを着て、夜空を見ていた。
温泉に入ったが、冷えてしもた。
熱いお茶いれて、ふたりで飲む。
夫はお茶飲んだら寝たが、私は寝られず。『寝落ちミュージック』をyoutubeでかけるも寝られず。
思いつくままいろいろ書いて、書き切ったら眠気がやってきた。
男爵邸へ招待された気分を味わう
朝食も洋食にした。
1番上の階に展望室があるらしい。朝食のあと、行ってみた。
チェックアウトは12時やし、強風で駒ヶ岳ロープウェイも大涌谷へ行くロープウェイも止まっていると知り、予定変更してしばしゆっくりすることに。
せっかくなので、お庭歩くことにした。
お庭の向こうに富士山。
上には箱根元宮があり、目の前は芦ノ湖。すぐそばには箱根神社。
三菱四代目社長 岩崎小彌太男爵、いろいろ考えてここに別邸建てはったんやろなと想像する。
100年以上前。こんな場所に男爵から招待されるって、どんな気分やったんやろか。この場所から富士山と芦ノ湖、星空を見ていて、どんな気分やったんやろか。意外と「きれいやなあ」って同じ感想言うてたんかもしれん。
今に戻り、部屋に戻り、チェックアウトの用意をした。
海賊船から元宮へ手を合わせる
ホテルのシャトルバスで元箱根港へ。タイミングよく、待たずに海賊船に乗れた。
船室内は人多め。デッキも人、特に親子連れ多めだったが、外の方がきもちいいのでデッキで過ごした。
まもなく右手に駒ヶ岳山頂が見えてきた。
海賊船から拝んだ。
次回は山頂まで行って、拝ませてもらいます。
静かになったと思ったら、風景に飽きた子どもと寒さに耐えられない大人たちが、船内に移動していた。
海賊船、小涌谷に到着した。
途中下車したらキラキラな場所に着いた
バスに乗り、彫刻の森美術館へ行こうと夫に提案。バスが出発し、しばらく走ると仙石原に来た。
「金時山や。次はぼく、金時山登りたいなあ」と夫が次回に向けてリクエストしていた。
あれ? 乗るバス間違えたかな。
夫にそう言うたあと、
「ガラスの美術館へは次でお降りください」というアナウンスが流れて、彫刻からガラスに予定変更した。
「ぼく、お腹減った」と夫がいうので、まずはランチを。だが混み合う園内に1軒だけのレストラン。30分待ちであった。まあよい。暖かいし、目の前はキラキラしてるし。
隣で写真を撮っていた夫が、
ぼく、昔ここ来たことあるわ。
と言い出した。
20年ほど前、付き合っていたひとと来ていたらしい。
「レンタカー借りてまわってたん?」
彼女が運転してくれたんかと思って聞いたら、
「いや、タクシー」と言われた。
20年後、私と箱根フリーパス使ってバスでくることになろうとは、その時の夫は思わなかったであろう。
ガラス展も見ていたが、夫がしんどくなってきた言うて、バスで強羅まで行くことにした。
〆は小田原のお刺身
乗ったバスは混んでるは、遅れていたせいか運転手さん結構スピード出してカーブ曲がるわで、途中箱根登山鉄道に乗り換えて、強羅駅へ行った。行きたいお豆腐屋さんがあったのだが、「売り切れ」の張り紙がドアに貼られていて、諦めて駅に戻る。
箱根湯本で乗り換えて、小田原駅まで。
車中ふたりでほとんど寝ていた。
小田原のラスカでおでんだねになりそうな天ぷらと、息子へのお土産栗まんじゅうを買い終えたら、お腹空いてきた。
昔、息子と一緒に、箱根でひと夏療養している『おばちゃん』(母の古い友人)尋ねて行ったことがあった。小田原駅内にある、海鮮が美味しいお店を教えてもらい、帰りに立ち寄ったの思い出した。
食べログで検索して、店内写真みたら、このお店っぽい。お昼と同じく30分ほど待って、店内に入れた。
ぼく、刺身定食にまぐろ1皿つける。
夫は即決。海鮮丼と迷ったが、私も刺身定食にした。
美味しかった。最高に美味しかった。
鮮度が違うと、こんなにも味が違うのか。お刺身だけでなく、お米、味噌汁、おつけもんも美味しかった。
旅の最後、その土地の美味しいもの食べると、満足度が増す。
また次も来ようなと、小田原駅で早速夫と約束しておいた。
美味しいはしあわせ「うまうまごはん研究家」わたなべますみです。毎日食べても食べ飽きないおばんざい、おかんのごはん、季節の野菜をつかったごはん、そしてスパイスを使ったカレーやインド料理を日々作りつつ、さらなるうまうまを目指しております。