見出し画像

3/1−7 の「ごちそうさま」たち

3/1日曜日 ぶり大根とホタルイカをスパイス料理に

お気に入りの魚屋さんで買うたぶりとボイル済みホタルイカ。「ええ、、ふつうのぶり大根にせーへんの??なんでカレーにするん?」と息子から出てくる文句を聞き流し、つくりました。

画像4

ぶり大根カレー。時々行く、わりと近所の超有名店。インド家庭料理ラニのオーナーシェフ、ハリオムさんのレシピ見て作りました。

大根1本、ぶり4切れ使い切り。ホタルイカのアチャールと、キャベツのポリヤルは、わたしのスパイス料理師匠、バラッツさんのレシピから。


アチャールはインドのおつけものみたいなん、と聞いたことありますが、ホタルイカのアチャールはめちゃめちゃお酒に合うお味。しっかり塩きかせて、スパイスもつよめ、そして辛い。でも止まらない。

キャベツのポリヤルは、ココナッツ使った炒め物。辛さも控えめで、ココナッツの香ばしさが美味しくて、カレーに合います。

スパイス料理好きな夫は全て気に入り、息子はホタルイカ以外はおいしく食べておりました。そして、スパイス多めな1週間が始まりました。


3/2月曜日 油で揚げて油で煮る??チキンニハリと天津飯

画像1

第一月曜日は、つきいちスパイスカレーの日。バラッツ師匠にカレー2種類習います。チキンニハリと8豆カレー。豆カレーは何度か習って作ってきたけど、ニハリは初めて。

そもそも、ニハリとは


・ニハリはムガル帝国末期の18世紀末にハイデラバードやオールドデリーで作られ始めたか、今日のラクナウに当たるアワディにある王室のキッチンで作られ始めたと考えられている。

・一晩かけて調理し、日の出頃の早朝に食べる。

・パキスタンでもよく食べられ、国民食の1つとみなされている。

(上記wikipediaより)


玉ねぎ薄切りをたっぷりの油で揚げて、その油で玉ねぎ、鶏肉をスパイスで煮込みます。この日はトマト入り。

あまりの油の多さに「油減らしちゃだめなんですか?」と質問される方も。

油減らしたら、チキンカレーです。ニハリじゃないです。

あっさり答えるバラッツ師匠。そうですよね。ごもっとも。

出来上がりはこちら。

画像9

上から、チキンニハリ、バスマティライス、豆カレー。

画像10

アップにしたら、このテカリと分離がすばらしい。思ったより脂っこくない、美味しいというおそろしいニハリ。お豆カレーもおいしく満足。

さあ、家に帰って晩ごはんつくりです。

ほぼ毎日家にいる息子に「洗い物、ごはん炊き、洗濯物を入れる」を課しているので、ささっとごはん。この日は、天津飯。

画像10


魚屋さんで買うたカニカマがかなり美味しい

画像3

途中で自家製紅生姜のせました。次回から最初に乗せよう。

うちの天津飯は関西風醤油あんです。調味料は顆粒鶏ガラだし、お砂糖、醤油、お酢。あっさりしていて美味しいです。


3/3火曜日 ひなまつりの塩鮭ちらし寿司


ひなまつり。この日は、塩鮭のちらし寿司と、簡単味噌汁。オオゼキで買うた粉末シジミ汁に、お味噌と残ってたサラダほうれん草投入。

画像5


塩鮭焼いてほぐして、炊き上がったごはんに寿司酢混ぜて、鮭、炒り卵、大葉、海苔を乗せたら完成。「きのう何食べた?」で主人公シロさんが作っていたものです。クックパッドで「シロさん 寿司」と検索したらレシピいくつかでてきます。ドラマ見たときの記憶を、冷蔵庫の中身と合わせながら作りました。

おひなさんやし、というのも理由やけど、簡単ちらし寿司にしたのは、こちらにお出かけしていたので。

画像10


キャンセル多めで半分空席。でも、熱量高い文珍師匠の落語でした。最初の「お血脈」では鳴り物と大きな身振りが見応えあり、大笑い。最後の「帯九」はお裁きもので、今で言う人情裁判ドラマのよう。笑いは少なめでしたが、聴きごたえありました。めったに高座でやられないそうで、「お客さんを選ぶネタでもあります。私も、お客さんも、ものすごカロリー使います」と最後に文珍師匠が言われてました。

1月のお正月明け。20年ぶりに落語会へ行き、そこから文珍師匠の独演会へと続きました。15日にも再訪。地獄八景亡者戯を楽しみにしております。

3/4水曜日 たらのカルトッチョとシーザーサラダ。でもご飯と味噌汁。

今週初めて近所のOKストアへ買い出しに行きました。店内はお客さんかなり少なめ。トイレットペーパー、ティッシュの棚が空っぽ。

「いつ並ぶの?」
「張り紙してますけど、入荷は夕方、としかお伝えできないんですよ。道路事情もありますしね」

と、いつもはトイレットペーパーとティッシュが並ぶ場所で、店員さんとおばあちゃんが話していました。我が家もそろそろ、在庫切れやなあと思いながら、生鮮食品フロアへ移動。なぜか納豆の棚もがらがら。とりあえず、息子用に2パックかごへ。お肉とお野菜は充実してて、「結構大丈夫なんちゃう?」と気楽に構えておりました。

そのあと、善意と奇跡のおかげで、我が家のトイレットペーパー在庫切れ危機から脱したのですが、長くなるので別のnoteへ。

この日買ったものでなく、在庫食材で晩ごはん。

画像7


たらのカルトッチョ。オイシックスのケール野菜ミックスに自家製ドレッシングかけたもの。野菜いろいろお味噌汁。

カルトッチョはイタリア料理らしいです。紙に包んでオーブンに焼くお料理のこと。私はキッチンペーパーにたらのせてクレージーソルトかけて。ミニトマト、スティックブロッコリーのせて、オリーブオイルを回しかけ、ぎゅ、ぎゅっと包んでフライパンにのせて焼きました。

パンとスープが合いそうなおかずですが、それでも白ごはんと味噌汁。家の外にある「菌」には我が家のお味噌にある「キンちゃん」で対抗です。



3/5木曜日 キャベツほぼ1玉使用、でも足りないと言われる回鍋肉


おいしいキャベツがほぼ1玉あったので、豚切り落としと一緒に回鍋肉にしました。

多すぎたかなあと、大きいフライパンに山盛りに入れたキャベツ見ながら思いましたが、蓋して蒸し炒めにしたら、あっという間に量が減り、

足りるかなあ

と、息子がフライパンの中を見ながらいうてました。

食べれるだけ、好きなだけ入れてええでというたら、山盛り入れておりました。
残った分を夫と私で半分こ。

画像8

私の分がこれだけになりました笑。代わりにお味噌汁多め、お代わりもしたので満足。

回鍋肉の味付けは、砂糖少し、紹興酒、醤油、味噌。肉とキャベツに火が通ったら、フライパンにスペース作り、そこに調味料を順にいれて火を通しよく混ぜて、最後にざっと全部混ぜます。「暮しの手帖」に載ってた作り方の応用です。

息子のお皿もきれいに空になってました。


3/6金曜日 鎌倉、肉カレー、ニハリ再び、手羽先グリル

鎌倉極楽寺アナン邸で開催される、スパイスで季節を楽しむ会。先月に続き2回目の参加。3月は「肉」でした。鶏、豚、羊。3種のお肉使ったカレー。

画像11

参加者で分担して作った肉カレー5種(写真は4種)。上左から、チキンニハリ、ポークビンダルー、ミントチキン、バターチキン。写真にはないけど、マトンサグキーマもありました。

私は月曜日につきいちスパイスカレーで見てたチキンニハリ作りたくて、ニハリ組に参加しました。

画像12

ニハリのポイント。玉ねぎ薄切りをひたすら揚げる。

画像13

こんな感じになるまで、ニハリ組がんばりました。

画像14

途中かなり省略。最終的にこうなりました。この日はトマト抜き、ナッツとローズ入れました。仕上げにバラッツさんが味見して、塩足してくれて完成。

画像15

「レモンライス作ろうか」とバラッツさんが言うて、ちゃちゃっと作ってくれたレモンライス。焼き飯みたいな感じです。全ての料理を無理くりお皿に乗せました。

画像16

美味しく食べて、解散。この日もいい天気であったかかったので、江ノ電乗って七里ヶ浜まで回り道しました。

画像17

久しぶりに靴と靴下脱いで、海に足をつけました。

足の裏から何かが抜けていくようで、帰る頃には足が軽くなってました。

楽しい鎌倉時間を終えて、帰宅して晩ごはん。解凍しておいた鶏の手羽先。スパイスをかけて、オーブンのグリルモードでパリッと焼きます。

画像18

作りおきしておいたキャロットラペと味噌汁の残り。

画像19

肉まみれな1日やったので、身体が欲しがった梅干しもいただきました。


3/7土曜日 今まででいちばん旨いと言われたハンバーグ


時々お肉のまとめ買いをさせてもろてるお肉ジャパンさん。Facebookでフォローしていると、ほぼ毎日、お肉の写真と種類と部位、価格の情報流れてきます。ただし、毎回キロ単位での販売。牛ミンチを一度買いたいと思いながら、人気なので毎回見つけた時は、売り切れ。先日ようやく購入できました。

画像20

1キロパックを5パック。5キロの村上牛ミンチ買いました。作りたいものがいろいろ浮かぶけど、まずはこちら。

画像21

500g使ってハンバーグ。ソースは、赤ワイン、ケチャップ、ソースを半カップずつ入れました。写真は3個ですが、作ったのは4個。

画像22


初めて作った牛100%ハンバーグ。

今まででいちばん旨い!

と、私のハンバーグをいちばん食べてきた息子。

やっぱり肉がええな。

という夫。

「何言うてんねん。ええのは肉だけちゃうやろ」と、すかさず突っ込んだ私です。

残ってたキャロットラペ。カブの薄切りにオリーブオイル、醤油、レモン汁、わさび少々和えたもの。こちらも「きのう何食べた」でシロさんが作ってたのでした。

画像23

かぶの豆乳白味噌ポタージュで、ハンバーグの罪悪感を減らしました。

スパイス多め、肉多めの1週間でした。来週は牛ミンチで次はミートソースまとめ作りして、週末はお祝いのお赤飯炊けるといいな(息子、最後の第一志望合格発表です)。

美味しいはしあわせ「うまうまごはん研究家」わたなべますみです。毎日食べても食べ飽きないおばんざい、おかんのごはん、季節の野菜をつかったごはん、そしてスパイスを使ったカレーやインド料理を日々作りつつ、さらなるうまうまを目指しております。