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アルバム作りと子どもの時の記憶

もうすぐ保育園を卒園する年長の息子の卒園アルバムを作っていて感じたことや子どもの頃を思い出したことがあったので、残しておきます。

久しぶりに息子の写真をたくさん引っ張り出してきて、作りました!

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はぁ〜超大作!!!

息子の成長が凄まじい。「大きくなったなぁ」と感慨深くなる時間も多くて、感情が溢れてきて泣きながら作った(笑)

息子が通う保育園の卒園アルバムはすべて手作り。これは親のページだけど、他にも職員の方や在園の方のメッセージが入る。

私、この保育園に入って、初めて卒園アルバムを見たときにめちゃくちゃ感動して、泣いたの。

何かね、みんながその子を思って、メッセージを書いてくれて、すごくあたたかくてこんなにたくさんの人に大切に思われて、愛されていることが実感できるものがあるってすごくいいなって感じた。

そして、大人になっても辛いことがあった時にはいつでもこのアルバムを開けば、自分が愛されていること、大事に思われていることを思い出して、乗り越えていけるだろうなって思って心が震えたんよね。

そんなアルバムを息子に作る日が来たことに、何だかすごく嬉しいような寂しいような複雑な気持ちになった。

そんな時に子どもの時のことを思い出した。

小学生の時に仲良くなった友達の家に初めてお邪魔させてもらったら、その子が小さい時のアルバムを見せてくれた。赤ちゃんの時のかわいい写真や幼稚園の写真もたくさんあって、写真の下にはお母さんが「家族で〇〇に行ったよ」とか「〇〇ができるようになったよ」とかちょっとした言葉が添えられていて、すごくあたたかくていいな〜って感じたんよね。

友達のお家から帰って、お母さんが仕事から帰ってきた時に「自分の小さい時の写真を見たい!アルバムある?」って聞いたら、お母さんが出してきたのは写真が乱雑に入った紙袋だった。

それを見て私は衝撃を受けた。

自分が期待して、想像していたものと全く違ったからだ。

その時にその乱雑な写真と自分を重ねてしまって、

「私って愛されていないんだ」と感じたのを思い出した。

この写真のように雑に扱われているような気がした。

写真もそこまで多くはなかった。

今、振り返ると育児も家事も父はほとんどやらなかったので、母は3人の子どもを育てるだけで精一杯だったとわかる。その上、フルタイムで仕事をしていて、かなり大変だったと思う。だから、写真を撮ったり、アルバムにしたりする余裕なんてなかったんだろうなって。

だけど、当時の私はとても悲しかった。その記憶に遡って、悲しかったこと、写真でも大事に扱って欲しかったことを紙に書いて、破って燃やした。

アルバム作りをしながら、過去の自分の心も浄化された。

手作りって人の温度が伝わる。作った人の気持ちが伝わってくる。

すごくエネルギーがのっているんよね。

そんなあたたかさに触れる宝物を手にした時の息子の反応が楽しみ♡

息子のこれからの人生で大きな支えになることを願って、愛を込めて作ったアルバム。

たくさんのを思い出をありがとう♡

今回、アルバムを作ってみて、改めて子どもを生んで育てるという経験ができることにただただ感謝の気持ちが湧いてきた。

「子育ってって尊いな〜、家族がいるって有難いなぁ」

子どもから見せてもらう豊かな毎日にありがとうの気持ちで、今日も子どもたちとたくさん笑合う日にします。

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