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ご無沙汰しすぎております。

タイトル通り・・・
毎日目まぐるしく過ぎていて、「あ、これ書こう」と思うもまとまる前に次の事を考える日々で全く筆が追いつきませんでした。
言い訳でなく本当に「あ、これnoteに書こう」ってこの1年よく思っていたんです。だけど気持ちを文字にするって凄い労力で、日々のスピードに私の頭が追いついていませんでした。
でもやっと最近一つ取り組んでいたものが形になり、やっとこうしてまた自分の脳内と向き合えおうと思える余裕ができました。
で、閑話休題。

ママさんブラス

今日は指導しているママさんブラスの練習日で、その帰りに人にあったので
「今日ママさんブラスの練習でね」という話をしたんです。
もう何の気なしに。

ママさんブラスって本当にそこココに子供がいて、真剣に合奏していても指揮台の所までベビーがトコトコきたり、
ママは真剣に吹いていても「ままぁぁぁぁ!!!!!」と泣き叫んでいたり、
いわばカオス。
けどそれが楽しいんですよね。ちょっと合奏が上手くいかなくてあまり良い空気じゃない時でも子供のちょっとした言動でみんな笑顔になる。
いや、でも「後一回だけ合奏やらせて!ほんのちょっとだけ待ってて!😭」となることもしばしばだけど。笑
でもそれも含めてママさんブラスなんです。
子供が泣いても騒いでもみーんな許してくれるから、楽器吹きたいけど一般楽団には入れない・・・っていうお母さんたちの助けになる場所になると思っています。

何気ない一言

で、「まだ寝返りすらできない赤ちゃんをおぶって吹いたり、タオルケット持ってきてママの足元に寝かせて合奏してたりするんだよ。」ってはなしたら、その友人(男性)が、
「もうちょっと待てなかったのかなぁ」
って言ったんです。もちろん悪意もないし、本当に自然なトーンで。
そこで私は「えっ・・・」と言葉に詰まってしまって。
私はベビーたちに癒されるし、忙しい中でも音楽を楽しむママたちを本当にすごいなと尊敬しているのだけど、
そうか、そう思う人もいるのか。。。と。
なんだか胸がギュッとなってしまって、あぁこれはSNSで呟くんじゃなくて、言葉にして残そうと思いました。
勿論これって多分どちらの言い分(いいぶん)も間違ってはいないわけで、私も本当に「そうか・・・」という気づきだったわけですが、更に言葉に詰まってしまったのはその後。
「子供連れて夫婦で所属している人もいるんだよ」と言ったら、それには
「素敵だね、旦那さんも楽器吹くんでしょ」と言われたのです。

小さい子供を連れてママ一人で参加するのは待ったほうがよくて、
夫婦でならいいの?

なんだろうこの感情。
上手く言葉にできないのだけど。
勿論あかちゃんを連れて出歩くなんてと思う人の気持ちもわからなくはありません。(特にこのご時世だしね)
でも休憩中に授乳しながら、きっと日々の生活も忙しい中で、自分の好きなものも続けるってすごくかっこいいなと私は思っています。
子供の体調はすぐ変化するから、練習当日になって「休みます」ってこともしょっちゅう。
子供第一に動いていて、それでもできる範囲で自分の好きなことも続けて自分を大事にしているってかっこよくありませんか?
友人の言うように「もうちょっと待って」いたら、今度はハイハイするようになり、歩くようになり、走るようになり、イタズラするようになり、もっと目が離せなくなる。いや、もう本当に。笑
幼稚園くらいの男の子も沢山いますが、本当に大変。笑

だから(と言うわけではないけれど)赤ちゃんの時の方が案外落ち着いて楽器吹けたりもするわけです。
過去には臨月でステージに乗ったママさんもいます。
それには本当に逞しさを感じたし(ドキドキもしたけど笑)、そんなママたちをみて育った子供たちは今小学生・中学生・高校生になって吹奏楽部に入っていたり、ピアノでコンクールに入賞していたり、中には最近音大生になった子もいます(!)。

色んな意見があるとは思うけれど、友人の言葉を聞いて、
「あぁ、こうやって活動に参加できているママさんたちの旦那さんはとっても理解があるんだな。パパ’s ありがとう!!!」
と見たことない旦那様たちに感謝の気持ちが込み上げてきた夜でした。

きっとママさんたちは私が思っているよりも100倍頑張っていて、そしてきっと本当に音楽が好きなんだろうな。
改めて、私はそれをしっかりサポートしていかなきゃいけないなと感じました。
頑張ろう。


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