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web制作フリーランスが3週間で900件営業したら4案件ご依頼いただいた話

✔︎こんな方向けに書いています

・web制作案件の制作実績を作りたい駆け出しフリーランスの方
・営業することに苦手意識がある方
・営業の”質”より”数”に振り切ったらどうなったか興味がある方

今回の記事は、”営業の数”に振り切ったらどうなったのかをご紹介する記事です。

【簡単な自己紹介】

こんにちは!まっすーです。

この記事を書いている僕は、現在26歳でweb制作フリーランスとして活動しています。
2020年5月に独立しまして、それまではリクルートで営業を2年間したり、地元の県庁で勤めたり、学生時代は世界一周したりしていました。

この「営業を3週間で900件」は独立2ヶ月目のweb制作フリーランスが行ったので、駆け出し期のweb制作フリーランスの方や個人でビジネスを始めたばかりの方の参考になれば幸いです。


【行動してみて分かったこと】

やった結果として、独立初期は「量をこなせばなんとかなる」ってことです。
(少々根性論かもしれません。。笑)

正直、僕はweb制作フリーランスとしては他の方と比較してもスキルは全然ですし、実績もそれほど多くはありません。

ただ、そんな状態でも”しっかり営業すれば案件をご依頼いただけて売上を上げることができる”ということが今回証明出来たので、営業に振り切ろうと思ったきっかけや詳細をお伝えさせていただきます。


【背景・きっかけ】

まず背景として、この"web制作の営業を3週間で900件"を思い立った当時はwordpressでwebサイト制作案件を進めている状況でした。
(この時点では具体的な数字を決めていません)

案件自体はこれのみ進めていて、新しい案件の見込みもなく、

「まぁ、また他の案件を受注できると信じよう」

みたいな感じで、楽観的に案件を進めていたのを覚えています。

案件も納品間近になり、「次の案件を受注しないとな〜」などと思っているときには、もちろん仕事なんてありません。

(これは本格的にまずい、、、生活やっていけるか、、)

と不安に駆られているところ、東フリのしょーへーさんのツイートを目にします。


まさにこれだったなと。
wordpress案件を1件とれて安心してしまっていた自分を反省しました。

他にも、ケースケさんやてるいさんを参考にしたり、

しょーごさん( https://twitter.com/samuraibrass )にアドバイスいただいたり、

“営業とweb制作は絡まると最強だと思うので、まっすーさんご自身の強みをガシガシいかせていただければ無双できると思ってます"

などなど、ちょうどタイミングが重なり「あ、これは1回営業に振り切ってみよう」と決意しました。

【お金はめちゃくちゃ大事】

それと、営業に振り切ることを決意するタイミングで感じていたことが、

”お金ってめちゃくちゃ大事”

だということ。

会社員をしていると、どんなに成績が悪かろうが、有給休暇をとろうが、毎月給与が振り込まれますが、独立したらそうはいきません。稼ぐも稼がないも全部自分次第。

貯金額も少ないまま(60万もなかった...)独立した自分は売上を安定させることが1番の課題でした。

そこで以下のように考えました。

✔️ 独立して収入を安定させるために考えたこと

「継続的にお仕事できる制作会社さんと3社つながることが出来れば、売上が安定し生活が安定する!」

そうと決まれば、どうやったらそれが出来るか試行錯誤の始まりです。

【営業に関して】

まず基本スタンスとしては、

「ガンガン営業して案件受注するぜ!」

ってより

「つながるきっかけ作り」

的なスタンスで始めました。

”売り込む”

というより、

”自分のことを知ってもらう機会作り”

ですね!

営業って「売り込む」「キツイ」「大変そう」みたいなイメージがあると思うんですが、正直web制作フリーランスの営業は、精神的なきつさは全然なかったです。(数に振り切るという体力的疲れはありましたw)

営業メールを送っても、ほとんどが返信ないだけですし、そんな中でもご返信いただける制作会社さんと仲良くお付き合いさせていただければ良いだけです。

返信が来る来ないは、制作会社が案件を抱えている状況次第にもよると思います。そこは自分ではコントロール出来ないので悩まなくてOK。

自分でコントロール出来る、「ポートフォリオの質」、「メール件名」、「メール本文の書き方」、「営業先の選定」などなどは気にする必要ありです。

そこで、僕が”何をやったか”、”どのようやったか”、そして”どうなったか”は下記の通りです。

・何をやったか

「3週間で907件の制作会社営業」
-基本的にHPの問い合わせページからメール
→ネットで「地名 制作会社」で検索してリスト作り
-数社のみTwitterでDMをお送り
→代表者(決裁者)をSNSで調べて、SNSが活動的な方にDM送る

・どうやったか

-メール本文をシンプルに記述
-スタッフ募集しているなら”会えれば直接会いたい旨”記載
→オンラインで済ますのではなく、熱意を感じてもらいたかったため
-メールの件名を 【求人に関するお問い合わせ】web制作フリーの〜 と記載
-notion ( https://www.notion.so/product ) を使って、経歴の詳細を記載
※上記は一例です

メール本文の構成ですが、

①簡単な自己紹介(2、3行)web制作フリーランスとして〜云々
②メールを送った理由(今回ご連絡させていただいたのは〇〇の件でお聞きしたく〜)
③もし外部のスタッフを募集していたらお話できませんか〜の旨
(制作会社さんに好評だったのが、”直接会いたい旨”を記述していたことでした)
④スキル(HTML5、CSS3,etc...)
⑤対応可能な業務(LPの作成、wordpressサイトの立ち上げ、既存サイトの修正etc...)
⑥ポートフォリオ 
※お送りしていたポートフォリオをご覧になりたい方がいらっしゃればDMいただければお送りします🙌  ツイッターはこちら→ https://twitter.com/edomarubb 

⑦自己紹介(本文内は簡潔に)
 notionのリンクを添付し、詳細はnotionでお伝えしてました。

・どうなったか

-907件 メールorDM
-40社ほど 返信あり 返信率は地域差あまりなく平均4%ほど

〜返信の内訳〜
-案件出ればお願いしますの返信 25社ほど
-〇〇月頃案件の相談させてもらうor見積もり依頼 11社
-実際にお仕事いただけたのは4社

(営業した都市は、東京、大阪、福岡、神奈川、兵庫、熊本、鹿児島、宮崎です)

※メールの返信率は都市部(東京・大阪)の方が高かったです。(大体4.3%とか)
地方は若干ですが返信率が低かったです。(大体3.7%とか)

なので、もし連絡とるとしたら

”都市部の制作会社”
or”中規模都市の制作会社”さん

に連絡とると返信返ってきやすいかと思います。
(熊本、鹿児島、宮崎は60社送って返信1件でした)

【振り返り】

○良かった点

メール本文にnotionでプロフィール詳細を記載したこと
→経歴書くことで興味を持ってもらいやすくなる+面談の際の会話のネタ

シンプルに文章を書く
→ごちゃごちゃ書くと読む気が失せる
→読み手は毎日数十〜数百件のメールが届いていると想定する

・「会いに行きます」と記載する
→ほとんどのフリーランスはwebで完結させようとすると思うので、会うことで安心感を感じていただく、一度話を聞いてみるかという気持ちになってもらう。

×悪かった点・辛かった点

・効率的ではなかったので、シンプルに体力を消耗する
→後半は友人に依頼して代わりにメールを送ってもらっていましたw(料金支払いました)

・営業初めのうちは返信来なくて精神的にきつい
→「返信率4%だよな」と思えれば、特にダメージなくなるw (25件送って返信1件の割合)
→返信来る・来ないはタイミングもあるので、気にしなくてOK
運の要素も含まれるので、気持ち切り替えて次に進みましょう◎

まとめ

いかがでしたでしょうか。

3週間で外注依頼しながら900件営業してみると、予想以上にお話を聞いていただける制作会社さんが多かったなと感じました。

「案件ほしい!受注!!」みたいなスタンスでいくと引かれるのと、精神的にキツイので、”つながるキッカケ作り”的なスタンスでいくと精神的ハードル低くメールを送れるようになるのでオススメです。

メールの返信率は人によって違うので、目標数値から逆算して1日あたりの行動量を決めれば、無理なく継続できるので期間と数値決めてガンガン営業していきましょう💪

※何か質問・不明な点があればツイッターでDMいただければお答えさせていただきます。ツイッターはこちら→  https://twitter.com/edomarubb 

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