2020.10.04徒然なる忘備録

10月4日(日曜日)
日々の記録

昨日活動しすぎたのか頭が重い。

blender用のテンキー購入しに新宿へ。
ついでに紀伊國屋書店に立ち寄る。

ちょっと立ち寄るつもりだったけどつい購入。
・「数学する身体」/ 森田真生(新潮文庫)
・「差別感情の哲学」/ 中島義道(講談社学術文庫)
・「孤独と不安のレッスン」/ 鴻上尚史(大和書房)
・「猫はこうして地球を征服した」/ アビゲイル・タッカー
・「A子さんの恋人」6巻 / 近藤聡乃(KADOKAWA)
・「二匹目の金魚」/ panpanya(白泉社)
と購入。ウェルベックは毎回悩むけど文庫まで待つ…(もう待てないかも)


帰宅して早速「数学する身体」から読み始める。

数学はもっと人間のためにあることはできないのか。最先端の数学に、身体の、心の居場所はあるのか――。身体能力を拡張するものとして出発し、記号と計算の発達とともに抽象化の極北へ向かってきたその歴史を清新な目で見直す著者は、アラン・チューリングと岡潔という二人の巨人へと辿り着く。数学の営みの新たな風景を切りひらく俊英、その煌めくような思考の軌跡。小林秀雄賞受賞作。

(出版社情報より)

とても面白い。数学とは論理的なんだけどこんなにもロマンチックで哲学的だなんて知らなかった。この本で触れられている角度から数学を勉強し始めていたら、もっと好きになっていたかもしれない。とってもエモくてロマンチック。

「差別感情の哲学」/ 中島義道(講談社学術文庫)
「孤独と不安のレッスン」/ 鴻上尚史(大和書房)

「断片的なものの社会学」(岸政彦・著)を読み、時世的なことや自分の周りから、社会学的な本に興味が湧くようになり今年に入って色々と読んでいる。ブレイディ・みかこさんの本や小説「フライデー・ブラック」も読了。「社会的な分断をどうすべきか」、耳障りのいいことはいくらでも言えるけど、じゃあ正解をスパッと出せるのかと問われると急に立ち行かなくなるもの。だけど状況を知ること、理解できないということを理解した上で考えることは大事だと思う。世の中には自分の理解・共感を超越した価値観が確かに存在している。知らなければ、何故理解しあえないのかと疲弊するだけだけど、知ればお互いの最大公約数を求めることもできるし、ブラッシュアップして最小公倍数を求めることもできる。綺麗事だけではすまされないが、生きていく上で知っておいて損はないと思う。

「猫はこうして地球を征服した」
ネコ好きが高じて、猫について攻略したくなった時に見つけたのがこの書籍。毒を喰らわば皿まで。


私はこの本を通して、
ネコという動物をあるがままに、戦略と物語をもった力強い生きものとして
理解することが重要だと論じてきた。
このような目でネコを見ることによって、
私たちは自分自身を理解し、自分が何をできるかを完全に知ることができる。

(本書より)


こんな感じで急に読書のスイッチが入るのでした。
こりゃインスピレーション湧くわ。

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