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「世の中には色々な社会があって、それを自分で選ぶことが大事」と高校生に伝えるお仕事もしています。

近未来ハイスクールは「第一線で仕事をする「職業人」と「学生・先生」をつないで、未来につながる「行動変容」のきっかけを作る」ことを使命としています。[使命全文]

実は去年から”近未来ハイスクール"というプロジェクトのお手伝いで色々な高校に行き、自分の仕事について話したり、学生や先生とワークショップする機会をいただいていました。

私は学校教育に関する課題感の1つに"「学生と社会人」という二つの状態に大きな隔たりがあるのに、卒業するといきなり職業を選ばなければいけないという今の環境の難しさ"があると思っています。

学校側としては「高校や大学は職業訓練校ではない」という気持ちもあると思いますが、一人の人生と考えた場合に「学生と社会人」というのは連続性を持った関係になります。

しかし学生の間に接する社会や大人というのは非常に限られていて、就職活動になってからOB/OG訪問や企業研究で発見できることは非常に限定的です。いきなり選べと言っても適切に選ぶのは非常に難しいでしょう。

私が歳を重ねてよかったと思えることは「自分の所属する社会を自分で選択し、複数持つことができる」という事です。

小学生の間は「学校と家庭、塾」、中高大と進むにつれて「部活やアルバイト、ボランティア」などが増えていきます。学校を卒業すると所属する「社会」が圧倒的に増え、自分で自由に選んだり作ったりすることができるようになります。

学生の間は「ある程度、強制的に決められた社会に所属する」ことを求められるので、その延長で「会社に所属する」ことを考えがちです。

しかし、本当は「社会とはそんなに窮屈なものではなく、様々なコミュニティや働き方があるという事を知ってもらいたい」と常々思っており、近未来ハイスクールの使命に共感してお手伝いさせてもらっています。

こういうことは学校や先生だけでやるのではなく、多くの人が関わっていった方が良くなると信じています。

近未来ハイスクールでは、ちょっと変わった職業人が「変人」と呼ばれ、全国の高校へ行き、学生と対話していく会をもう30回近く開催しています。開催記録やレポートなどは公式ページ(http://opnlab.co)にまとっているので見てください。

興味のある高校、またサポートしていただける大学・企業・自治体・団体などがありましたら、増井運営の株式会社オプンラボまで連絡いただけると幸いです。

p.s
授業前にDJしたり、好き勝手していますw