見出し画像

関関同立の日本史【関西学院大学】

こんにちは。関関同立の日本史というタイトルでありながら、関西学院大学についてはまとめておりませんでした。
まあ、端的に言い訳をしますと私が担当している生徒で関学を受験するのが毎年数名しかおらずそこまで力を入れていないからです笑

しかし、もちろん毎年問題は解いて出題についてまとめてはいます。

また、先日の日本史オフ会で意外とみなさんがこの「関関同立の日本史の記事を見てくださっていることがわかり、「ぜひ関学も」と言ってもらえましので少しやる気が出てきたのでまとめていきたいと思います。

では、まず増田調べのデータを添付しておきます。

では、関西学院大学の日本史について考えていきましょう!



1.概要

ここ数年で構成上、大きな変化がありました。
2021年入試まで大問5つで50問でしたが、2022年入試から大問4つで40問に変更しています。
関大、立命館、同志社に比べると少ない問題数です。
しかし他の3大学と大きく違うところは、文章正誤判定問題が多く出題されるということです。特に、おなじみの大問Ⅰの2文正誤判定問題は多くの受験生(もちろん先生も)が頭を悩ませるところです。

また、大問Ⅲの史料問題も対策が必要なところです。

そして、ここ数年に限って言えば毎日戦後史が出題されます。(※コロナ禍の2021年は戦後史出てません。おそらくコロナ休校などに配慮したのだと思います。)
現役生が手薄になりがちな戦後史も勉強必須だと頭に入れておきましょう!

※※ここからはコラム的な話※※
今年の2月に関学を受験中の教え子が、「関学日本史なんか注意事項あったりしますか」と質問が来たので「とりあえず戦後史を見直そう」と伝えました。すると、翌日その子から「今日ほんまに戦後史出ました」と連絡が来ました(過去問演習の時点で気づいてくれ!笑)
もちろん、この記事に載せてる各年の出題内容のExcelは全員に配布しています笑
ちなみにその子は合格しました!

2.分析&対策

関学について言えば、文章正誤判定問題に対応するための学習をする必要があります。ただ、共通テストの正誤問題のように「時期ズレや因果関係、問いへの対応」を意識した正誤はそこまで多くありません。どちらかというと単語や内容の正誤問題が多いです。

ベースとしては一般的な私大入試の勉強をして、過去問や正誤問題に特化した問題集を用いた学習にも取り組むといった姿勢でいいかと思います。

史料問題に関しても、他の大学と同様の対策で大丈夫です。

※駿台予備学校の田中結也先生によると、「関学は入試イベントにいくと過去問の冊子をもらえて、そこに各問の正答率が載っているので非常に便利です。正答率の低い問題を分析すると受験生の弱点がわかります。」とのことです。ぜひ、入試イベントに参加しておきたいですね。

3.この記事を見てくれた人へ

最後に、関西学院は戦後史が毎日出題されると言いましたが、明治中期~現代史にかけての重要ポイントは「内閣ごとの理解」だと思います。そこで、ぜひ活用してもらいたいプリントを添付しておきます。

結構な時間をかけて作りました笑
「増田の内閣プリント」として勤務校の受験生には毎年配布しています。

以上、短いですが関西学院大学の日本史についてです。
次はサウナとビールについて書きます笑


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?