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効率の良い営業メールタイトル選手権!!

さあ、やってまいりました、と言っても初! 効率の良い営業メール選手権! と、勝手に盛り上がらせていただいております。

会社にはinfo@ほにゃらら、みたいなお問合せ用のメールってあるじゃないですか。一応弊社にもそういうのがありまして。
で、ほぼほぼ有用なものも来ないので、1年くらい開かないことがザラだったりするんです。
本当に大事なこととか緊急なことはinfoには来ないだろうという慢心から、特に見ていないんですよねフォルダ自体を。
でも、ワンチャンもしかしたら5億あげます、とか、遺産がちょっとすごいんで分けたいんですよ実は、みたいなすんごい提案とかのメールが入ってるんちゃう? と思って今日まさに1年ぶりくらいににロリポップ様にログインして見てみましたよっと。

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営業メールしかきてないじゃないか!(予想を裏切ってくれない!)

1500件近くある未読、これ大体営業メールっていうね。で、コツコツ消していくか、なんて思ってたんですが、ぽつぽつとね、その、開きたくなる営業メールタイトルってのがあるんですよ。

で、今日はそんな”営業メールでつい気になっちゃったタイトル”をピックアップしてご紹介できればな、という次第だったりします。

『打合せのお約束』

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絶妙なタイトルだなぁと初見時(営業メール確認初期)は思いました。あれ、おれ佐藤さんって人と打ち合わせの調整してたっけ、みたいな。で、一応確認すると、アポ打診というね、まあこれはこの選手権(メールチェック)初期だから開いちゃった、みたいな感じです。

打合せのお約束、ってなんかその、小田和正感があってそんなに嫌いじゃないですけどね、語感は。

さて、どんどん行きましょう。

『ご面談:社長様の著者出版プロデュースの件』

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え! 出版してくれるの!? だなんて一瞬思っちゃいますよね、コレ。開いちゃいましたよ。noteやってるから? などどよぎるものの、なんてことはない自費出版せい、という内容でした。そりゃあまあそうか。そうだよな。

”件”ってさ、過去なんらかのやり取りしたことがあって、そうそうあの件なんだけど、って文脈で使わない? 普通。あれ、出版の話したっけなー、みたいな脳が錯綜するからやめてほしい。

『面接設定しますか?』

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いやニンニクいれますか? みたいに。二郎じゃないんだから。と思って差出人見たらWorktankさんだった。24時間寝ずに仕事をしているという伝説の。数十年メールを送り続けることが出来る胆力がスゴイ。儲かっていて欲しい。メールは開かないけど。

『ご提案の件』

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ご提案の件、、、あれ、俺もしかして回答寝かしてた案件あったっけ? もしくは俺が提案してその何か回答だっけ!? と思わせてくれるタイトルでした。藤森ちゃん、俺は藤森という名前の人と仕事をしたことが過去にないので、初見だ、君は。念のため開いちゃったけども。

『忘年会のご案内』

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これは開いてしまう! infoに来ている意味などすっ飛ばして、年末に忘年会のご案内のメールが来たらそら開いちゃうでしょう長谷川よ。開いてがっかり、営業アタック先をまるっと一網打尽にして飲みましょう、みたいな内容でした。ずるい、この手法はずるいです。でも長谷川、めげずに新年会も案内してくれよ。

『今までにない母集団形成のご案内』

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さっきの長谷川じゃないか! 忘年会のご案内っていうなかなか刺激的な営業メールの前に送ってきたこれなんだよ長谷川! もっとお前は出来るやつだと思ってたのに。何だよ今までにない母集団形成って。なんの母集団を作ろうとしてんだよ。君にはがっかりだよ、長谷川。

…待てよ? 11月にこのメールで12月に忘年会メールってことは、1か月でなかなかに営業メールスキル上げてるってことか。伸びしろですねえ!

長谷川の2020年に期待しています。

『ご面談:社長様の著者出版プロデュースの件』(再)

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毎月送ってくるんじゃねえ! 工夫しろ! 長谷川を見習え! 

『パートナーシップのご提案』

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もう目が肥えてきているんですよね、正直。一見パートナーシップってすごい良い表現ですけど、差出人メールアドレス、”sales”、つまり営業メールって出ちゃってますから! 残念! こちらサイドももうね、感度高くなっちゃってまして。すみませんねぇ、この程度じゃアドレス見た瞬間に開きませんよ! 

『ご協業のお願い』

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これは、開いちゃいましたね。悔しいけれど。開いたら結局は人材紹介の話だったんですが、協業ってのはその、イメージなんですけど、なんか単純な受発注とは違う概念じゃないですかね? 前述のパートナーシップって表現にも通じるところあるんですが。まあある種協業っちゃ協業なんでしょうが、ちょっとムズっとしたのでピックアップ。

『【發】 【?】』

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中…でしょうね。

『好反応を呼ぶ7つのメールテクニック』

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好反応を呼ばないメールを知らんやつが送ってくるんじゃねえ! と思ったので開かず。メールマーケティング事務局のプライドを持って欲しいなと思った次第です。まだまだ長谷川の優勢は変わりません。

『社外取締役・顧問に応募します』

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お、おお!? うち募集してたっけ葛城さん!? ってつい言ってしまいそうになる、応募しますメール。開いてみたら、応募する人を集めているんでひとつここはお話し聞いてくれませんかね、っていう営業メール。

うーむ。お前じゃないんかい、という点がぬぐえないし、社外取締役とか顧問を外部から募集している会社ってあんまりなくない? って。結構大事なポジション知らんやつにお願いしたくないでしょ、普通。

『月間400時間働いた中小企業専門のダイレクトマーケッター』

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もう休ませてあげて! オーバーキルですから、そのかた多分! ぜひ定時で帰れる仕事を紹介してあげてください。

『社外取締役・顧問など必要でないですか・・?』

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あれ、君はさっきの! ああ、こういう伏線があったのね、ごめんごめん。新着から見てたからさあ、ごめんね。でも社外取締役も顧問も必要ないんだ、ごめんね。ジャブ打ってくれてたのね。でもジャブもストレートも全然的外れだったよ、、、やり直そう、フットワークから!

『メール販促 虎の巻!』

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おおお! これはここまで営業メール見てるとね、見たくなっちゃいますよね! 何て言ったって虎の巻なんですから!

…セミナーのご案内 て。

虎の巻っていうくらいなら営業メールにメール販促のアレコレ少しくらい書いて送ってきてくれよ、、、な、、、え、ああ、次回からで良いからさ。

『ウェブサイト拝見致しました』

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おお~これは! ありがとうございます。弊社のサイト見ていただいたんですね!!! ふむふむ、インスタの運用でフォロワー増やしませんか? ほお~そんなん出来るんですね。

ねえねえ、本当にサイト、見たのかな。うち、ほらマンガの会社で、インスタやってないし、事業全然違うけど、本当にウェブサイト拝見してくれた? 一応URL貼っとくけど。http://yaku-man.com/ どう? インスタ関係なさそうじゃないかな、さらっと見ただけで。次は見てから来てくださいね!

<営業メール1年分見たまとめ>

いやー、ながながと1年分たっぷり見てまいりましたけれども。結論、info宛の営業メールは、基本1年は開かなくて良さそう。いや、その前の1年も見ていないから2年は見なくて良いかもしれないですね。

傾向・結論としては、
・差出人は女性名義のことが多いこと
・やっぱり少し変わったタイトルのメールは開いてしまいがち
・Worktankさん働きすぎ
という感じですかね。

以前のnoteでも書いた話ではありますが、メールで何か大事な仕事を済ますっていうのはダメ、絶対ですね。ここから仕事に繋がるのって奇跡的というか、天文学的な確率なんじゃあないかと思った次第です。それでも営業メールがなくなることはないので、どっかで成果出てるんだなぁって思うと不思議な気持ちになります。オレオレ詐欺がなくならないわけだ。

オレオレ詐欺、ダメ、絶対!

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