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国際女性ビジネス会議

今日は朝10時から夜8時までノンストップで10時間。第26回『国際女性ビジネス会議』に参加しました。

今年のテーマはNEXT CHAPTERS。次の章ですね。

日本のトップクラスの女性が集まる

毎年800人~1000人の参加者が集まるイベントですが、今年は1000人を超えたそうです。そして男性の参加者が過去最高の16%だそうです。

この会議についてはオンラインサロンでもシェアしました。なぜシェアしたかというと、参加者の内訳が興味深いのです。(データは昨年のもの)

●参加者の平均年齢は42.7歳。最も多いのが50歳~59歳で25.1%
●性別は女性が87%
●職業は会社員が75%で職種は様々
●平均年収1006万円で、最も多いのが1000万円~1200万円
●管理職が50%
●学歴は4年制大卒57%、大学院卒23%

参加者の平均年収が1006万円ですよ。日本でもトップクラスの女性が集うイベントに参加しない手はないでしょう。

こういう空気に触れて欲しいと思いシェアしました。

日本はジェンダーギャップ120位

まだ9月11日のマンハッタンからの中継で始まり、今年4月にNEC(私の古巣です)の森田社長。野田聖子衆議院議員、オリンピックが終わったばかりの橋本聖子さんと小谷実可子さん。宇宙から帰ってきたばかりの野口聡一さん(日本に帰国なさって絶賛隔離中だそうです)。

世界各国からの中継で外国人のスピーカーも多いのですが、同時通訳もあるので私でも理解できました。

今回の講演者の一覧はこちらからご覧いただけます。

在日英国大使、在日メキシコ大使とジャーナリストの大門さんのトークショーでは、駐日イギリス大使ジュリア・ロングボトムさんが、30年前日本にきたとき、女性がお茶を出したりコピーを取ったりしか仕事がないことに衝撃を受けたとおっしゃっていました。

在日メキシコ大使のメルバ・プリーアさんも、日本の女性がお茶を出すのに膝をついて出すのに驚きやめさせたとおっしゃっていました。

まさに私が会社員時代はそうでした。

トップバッターでマンハッタンから中継をしてくれた、米国コロンビア大学国際公共政策大学院 客員教授・客員上級研究員の本田桂子さんは、男女雇用機会均等法前に4年制大学を卒業してしまったため就職先がなく外資に就職したと。

男女雇用機会均等法は1986年なので、それまでは4年制大学を卒業したら就職口すらない時代だったのです。(入社試験を受けられなかった)

Twitterでもツイートしていらっしゃいましたが、日本女性の労働参加率は85%とアメリカ、フランス、ドイツより高い。けど、民間企業の役員はたった5%です。

内閣府の男女共同参画局長・林伴子さんが、日本はジェンダーギャップで120位だとお話をされたので調べたところありました。

世界経済フォーラムが公表した「ジェンダー・ギャップ指数2021」で、日本は156か国中120位ですよ。

日本は遅れているのです。

ネットワーキングは刺激的

途中ネットワーキングもありました。

1回目のネットワーキングは生まれた月で分かれてから、更にブレイクアウトルームに分かれました。

私がご一緒したのは、弁護士、外資系企業の人事、眼科の検査技師、野村ホールディングス、小林製薬など、企業で活躍している女性が多かったです。

2回目のネットワークでは、同世代の方々とお話をしましたが、ここも会社員の方の方が多かった。

普段、起業した人と接する機会が多いので、会社員の女性とお話をするのは刺激がありますね。

国際女性ビジネス会議、素晴らしい会議で毎年参加する人がいるのも納得だし、来年も参加します。来年は7月開催だそうですよ。

社会や経済に興味を持とう

主婦から起業をする女性に足りないのは、経営や事業に対する知識やノウハウ不足というのは先日書きました。

ビジネスそのもの、社会や経済に興味はありますか?

ダイバーシティ、ジェンダー、クオータ制、サステナビリティ、SDGs、インフォデミックなどなどの言葉が飛び交っていました。

企業の方は普通に上記の言葉を使い、自社の取り組みなどについて話します。

起業した女性で何のことだか知っている人はどのくらいいるのだろうかと考えながら聞いていました。

私はいわゆる女性起業家ではなく、起業をして社会に通用するビジネスパーソンになれるようにサポートしたいと思って活動をしています。「だから女は」と言われないビジネスパーソン。その気持ちが更に強くなりました。

今年参加できなかった人は、来年は参加してくださいね!

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