起業する前に会社やパートを辞めてはいけない３つの理由

2022年9月26日 21:25

起業している人を見て
「いいな〜、好きな仕事をしていて」
「いいな〜、平日に遊びに行けて」
「いいな〜、優雅な暮らしをしていて」

表面だけ見て憧れる気持ちはわかります。水面下で白鳥のようにバタバタ足掻いているのは見えませんもんね。

今の職場が嫌だから、辞めたいから起業の道を選ぶのはお勧めしませんし、いきなり辞めて起業1本に絞るのもお勧めしません。3つの理由を書きますね。

起業にはお金がかかる

起業するにはお金がかかります。初期投資、仕入れ、運営資金などなど。勉強をしたり、資格を取ったり、コンサルを受けたりの費用も必要です。

パートナーがいて収入がなくても食べて行くのに生活に困っていないなら良いのです。（それでも運営資金は出ていきますが）

シングルで家賃や生活費が必要であれば、いきなり仕事を辞めずに副業からスタートしてください。

起業しても上手くいかなくて再就職するのは大変です。

好きな時に働いて、好きな時に遊びに行っているように見えるかもしれませんが、現実はそんなに甘い世界ではありません。

常に不安との戦いだし、これでOK！なんてことはない。

365日休みがなくても、やりたくてついつい寝る時間を削ってでもやってしまうくらい好きじゃないと続かないです。

好きだから365日働いているようで365日遊んでいるようで。そんな感覚になります。

よく「増田さんバッグが大きいですね」と言われますが、長時間外出する際は必ずパソコンは持ち歩いています。

何かあったら直ぐに対応できるように。

起業してからブログやSNSなどの発信を休んだことはありません。※父が亡くなったときだけ10日ほど休みました

怖くて発信は休めないのです。大晦日も元日も。キチンと休日が欲しい人は起業に向いていないかもしれません。

これが一番大きな理由です。目に見えているのは起業して上手くいっている人たちだけなのだと思います。

起業して1年後にどれだけ残っているかご存知ですか？知らないうちにいなくなっているだけなのです。

主婦から起業した人でも、３年くらいで消えていく人がほとんどです。生き残っているのは、頑張って頑張って頑張り抜いた極々一部の人たちだけ。

その人たちだって、気を抜いたらいつ奈落の底に落ちるかわからないのが起業です。今は上手くいっていても、来年も順調な保証はどこにもありません。

毎月給料が振り込まれる会社員でいれば生活が脅かされる可能性は低いでしょう。

ここまでネガティブなことを書いてきました。こう書いている私も実は途中Wワークなった時期があり起業しました。

自分が働いたお金で資格を取ったり、仕入れをしたり、学びに費やしたりとしてきました。初期はほとんど注ぎ込みましたよ。

もし先に起業したら、どこかでお金が尽きてしまったかもしれません。

当時私の時給は1時間2,000円でした。高い方だと思います。1日7.5時間、週に5日働いて手にする金額は月に30万円。これだけ働いて30万円しかないと思っていました。

当時の生活は、朝5時に起きて息子たちのお弁当を作り、洗濯物を干して、7時には家を出ました。

満員電車に揺られ勤務先に着く頃には既に疲れていて。勤務が終わり、帰宅する電車の中では、いつも立ったまま寝ていました。

それも、家事が終わって11時頃から翌日分のブログを2記事書いていたからです。（当時はアメブロを1日2更新）

ほとんど寝てない状態で、頑張り続け、契約終了と共にどうにか自分の事業だけにできました。

終了直後に次のお仕事のオファーをいただいた時、躊躇なく断れたのも、「自分の事業1本でやっていける」確信が持てたからです。

経験者だから言います。メチャ大変だけど本気で頑張る気があるなら、まずは会社やパートは辞めず副業からスタートしてください。

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