その問題、お金を払ってでも解決したいですか?
あなたの商品やサービスを受けるペルソナは、お金を払ってまで解決したいほど深く悩んでいたり、お金を払ってまで解決したい願望があるでしょうか。
お金を払うまでもないモノ、コトであれば、商売にはなりません。
※ペルソナって何?と思った方はこちらをお読みください。
セミナーや講座だけ受ければできると思っていた
今日の午前中はZoomセッションでしたが、頭から湯気出してペルソナ設定を考えました。
彼女自身、起業してから、色んな人のセミナーや講座を受けてきたそうです。セミナーや講座を受けたら、自分の力で できるようになると思っていたそうです。
ただ、実際にはそうではなく、個別コンサルを受けないと無理だと気付いたのですね。
これ、お客様も同じです!
簡単にできることにお金を払わなない
今はインターネット上に情報が溢れています。ネットで調べたり、YouTubeで動画を見てできる程度のことにお金を払いませんよね?
お客様も同じなのです。
ただ、「簡単そうだったからやってみたけどできない」になって、初めて専門家に頼んで方がいいかもになることもあります。(←ここでどんな言葉を検索窓に入れるか予想してね。)
今日の午前中に話した人はまさにこれで、自分でできると思っていたけどできないになった人です。
これは、自分でできないと気付くまで、ちょっと時間がかかりますね。
予防のためにお金は払わない
自分が転んで痛い目にあったから、転ばぬ先の杖を仕事にしようとする人も多いのですが、みんな過去のあなたと同じ。
転んで初めて痛さを知るのです。
歯医者さんは、半年に一度、検診に来るように言われますが、半年に一度行っている人はどれくらいいるのでしょう。
詰め物が取れた、歯が痛くなったとなって、慌てて歯医者さんに行きませんか?
不登校、夫の浮気、更年期、などなど、なってみて慌てるもので、予防のためにわざわざお金を払わないのです。
なので、転ばぬ先の杖ではなく、転んでしまった人を助けるところを仕事にしないと。
10年前と今は状況が違う
私の体感として、10年前は転ばぬ先の杖だろうが、ふわっとしていようが仕事になっていました。
アメブロやSNSでお互いに買い合うビジネスがあったころ。(変な物でも売れてた)
今でも、SNSで繋がっている人が「こんなサービス始めました」と発信をすると、「〇〇さんなら」とお申し込みがあるのかもしれません。けど、そこからは続かないですよね。
その辺に、「需要がある」と勘違いする原因があるのかもしれません。
5月30日の日本経済新聞の記事ですが
経済産業省が2016年にまとめた「女性起業家等実態調査」によれば、09年からの5年間で「趣味や特技を生かしたかった」という起業動機は減り、「事業経営という仕事に興味があった」「社会の役に立つ仕事がしたい」が増えた。
既に2009年からの5年間で、「趣味や特技を生かしたかった」は減っているんですよね。そこからまた5年が経過しています。
お金を払ってまで解決したいか考えよう
もし、あなたが今、事業が上手く行っていないとしたら、ペルソナ設定をもう一度考え直してみてください。
あなたが提供しているサービスは、お金を払ってまで解決したいことでしょうか。
調べたら簡単にできてしまうこと、転ばぬ先の杖、ふわっとしていたら、お客様はお金を払ってまで解決しようとしません。
お金を払ってまで解決したいことを仕事にするのは、引き受ける方も楽ではないと思います。けど、楽じゃないから、自分ではできないから、お金を払ってでも解決したいから、仕事になるのですよ。
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