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出版部数とベストセラーの見込みについて

 昨日、編集長より決定した、本の題名(タイトル)と部数の報告を受けました。

 タイトル名については、自分が一押しで提案したものと、編集長の提案したものが組み合わさった感じのものになりました。
 また後日報告します。

 斜め上にバージョンアップした結果になり大変満足しております。

 部数は、聞いたところによると、10年前と比べると、2000部くらい減っているそうです。
 特に今回のような経営書の分野に置かれる本は、4000部台が多いなかで、かなり出版社側ががんばってくれた部数となりました。

 ベストセラーにするには最低でも5、6千部必要と言われていた時代が懐かしいです。

 経営書で10万部のベストセラーを出し続けている有名出版社でも、4000部台でやっているというので、出版社の傾向は、初版数を少なくしてリスクを回避しながら、主要書店の動きを見て、売れる見込みがあれば、すぐに増刷と宣伝広告をかけてベストセラーにもっていくスタイルになっているようです。

 出版不況が続く中、各出版社も無駄なことを削ぎ落とす経営になっています。
 出版社も著者も生き残ることが重要で、戦国時代のような戦いが続いていますね。

 それにしても、2006年から15年間、毎年、5000部ほど増刷がかかる「3日で運がよくなるそうじ力」は凄い力を持ち続けているんだなと改めて感動しました。

 長年売ってくれている三笠書房には感謝しかありません。

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