死んであの世に旅立つまでの歌を高校生たちが熱唱!を生で聴いて感動!
NHK全国学校音楽コンクール、北海道ブロック大会、高校生の部に行ってきました。
というのも、
今年の課題曲が「世界から猫が消えたなら」「億男」の川村元気さんが作詞した「僕が僕を見ている」という曲で、これがかなりぶっ飛んだ詩の内容なのです。
一言でいうと「幽霊」の話です。
僕が浮遊しながら死んだ僕を見ていて、クラスメイト達の会話を聴きながら、この世の未練を断って、新しい世界へ旅立っていく話です。
曲も凝っています。
「モテキ」など、映画、ドラマ、アニメの作曲で活躍している岩崎太整が作曲しています。
クラスメイトが死んだ僕について、あいつはこんなやつだったと語るところは、ラップになっています。クライマックスの新しい世界へ旅立つ前には、次元移行をあらわすメロディが描かれています。
以前にもnoteに書いたことがあります。
こちらに詩と曲を紹介しているので気になる方どうぞ。
今年はどうしても、生で聴いてみたかったので、北海道ブロックコンクールに行ってみました。
地区大会で勝ち残った8校の合唱レベルは流石に高く、はじめから終わりまで感動しっぱなしです。
ラップのところの表現が各校、個性があって面白かった。
ただ、派手にしょうと思えば派手になる曲ではあるけれど、最終的には、詩の内容を深く理解しているかが勝負の分かれ道。
個人的には、札幌北高校がよかった。
新しい世界へ旅立つときの次元移行がしっかりとできていたし、光の世界に入っていくような希望に満ちたエネルギーは圧巻だった。
涙をこらえるのが大変だった。
結果はおしくも銀賞で、全国大会には届かなかったけれど、圧倒的な演奏でした。
金賞の札幌第一は、自由曲「立ちつくす」が素晴らしかった。
全国コンクールがんばってください。
Nコン全国コンクール、高校生の部は10月12日(土)0:30開演です。
会場はNHKホール、入場は無料です。
ぜひ、生で「僕が僕を見ている」を聴いてみてください。
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