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夜明けの珈琲(詩)





珈琲でもいかがだろうか
美しい夜明けを前に
俺のはなうたは響く
ああ なんだか不思議な気分だ

深く眠っている君は
覚めるべきなのだろうか
このまま光の中にいれば
君は幸せかもしれないが

それでも 君は目を覚まし
夜明けを見て珈琲を飲む
俺はビスケットをつまみ
煙草を吸って珈琲を飲む

僅かな陽が この世を照らす
芽吹く命は 今日を生きる

珈琲でもいかがだろうか
うら寂しい夜明けを前に
俺の口笛が馴染む
ああ 結局はそれが幸せなんだ

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