ひとときの息抜き

　アフターヌーンティー片手に　
　ひとときの息抜きをしようか
　木漏れ日が差し込むソファに　
　二人並んで座ってさ

　煙の匂いが気になって　
　ざわついた社会に嫌気がさして
　君はいつも泣いていた　
　僕もずっと疲れていた

　どうしてこの世界の人間は
　みんな同じ方向に動くんだろう？
　流れる街の中　僕らはどうしても
　その波に乗ることができなくて・・・

　手作りのサンドウィッチを片手に　
　ひとときの息抜きをしようよ
　君がくれた愛情を挟んで　
　僕はホッと息をついて

　みんなどこかで迷っているんだろう
　人生ってなんだろうって
　考え込んじゃうんだろう
　絡まった糸を解こうとして
　イライラしてまた悩んで
　息をするのが辛くなって・・・

　だから

　アフターヌーンティー片手に　
　ひとときの息抜きをしようよ
　何も考えなくていいんだよ　
　ただ座って休めばいいんだよ

　君の手をもう一方の片手に添えて　
　ひとときの息抜きがしたいから
　君がくれる素晴らしい日々と共に　
　僕はゆっくりとまぶたを閉じて

　スッと息を抜いて　
　子猫のように眠って