帰宅列車『月に帰ろうか』
ああもう疲れたな
この世界で生きることに
じゃあ、帰ろうか
帰宅列車に乗って
最初からわかっていたんだ
俺はこの『地球』の生き物じゃないって
諦めも肝心ですねって
神様に言われてしまったよ
交わろうとしたさ、一生懸命
だけど無理だった
水と油 太陽と月
永遠に繋がらない存在
そろそろ逃げようか
俺の星よ 月まで
ほいじゃ、帰ろうか
帰宅列車に乗って
月に帰ろうか 帰ろうか
帰らないでと叫ぶ声など
聞こえやしないから
列車は一直線に進んでいく
ああもう疲れたな
この世界で生きることに
じゃあね、帰ろうか
帰宅列車に乗って
俺の星 月まで帰ろうか
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