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アオマスの詩集

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フワフワと頭に浮かんでいる言葉たちを一本の糸にするように紡いでいき、詩にしてみました。様々な感情に揺さぶられながら、それでも言葉にしてみたい愛や希望などを詩にできたらと考えていま…
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#空

孤独な旅人、今宵も満月を見る。『月に帰ろうか』

 自動販売機で拾った百円玉  僕はコイントスをして賭ける  表が出れば、旅へ出る  裏が出…

蒼乃真澄
9か月前
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ふわふわ雲(夏のまにまに)

 ふわふわ雲に乗って  どっか行きたいなあ  なんて空想を空に描いて  レッツゴー 夏日和 …

蒼乃真澄
11か月前
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明日死ぬ人のために

ハミングする救急車 渋滞する秋葉原 僕は何のために生きるのか 彼は何のために生きたのか 空…

蒼乃真澄
1年前
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雨天順延(『文房具たちの共鳴』)

 晴れた日に死ぬと、白鳥が微笑む。    しかし、今日は雨。燻んだ匂いは、誰かを不幸に導い…

蒼乃真澄
1年前
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青い鳥、真澄の空を飛ぶ『真澄の空』

青い鳥になった僕は羽を広げて飛ぶ。 遥か先へ、世界の果てへ。 真澄の空は見えるか? 自由な…

蒼乃真澄
1年前
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1997年、8月29日。『真澄の空』

それは酷い猛暑の日だった。 俺は汗をかきながら東京を彷徨う。 とうの昔にバブルが崩壊し、 …

蒼乃真澄
1年前
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青い鳥『真澄の空』

青い鳥は羽を広げて飛ぶ。 遥か先へ、世界の果てへ。 真澄の空は見えるだろうか? 自由な存在はあるだろうか? 僕は縛られず、未来を信じる。 過去はアルバムの隙間にしまう。 数少ない家族と友人だけを愛し、 分断された社会を生きるだけ。 青天こそ僕の望む空。 そこを飛ぶ、青い鳥。 僕は四半世紀を迎えて、 何を思い、何を考えるだろうか。 今こそ、生きている意味を探すとき。 僕はなぜここで空を見上げているか。 青い鳥は空中で高らかに笑っている。 そして絶望をどこかへと運んでいく。

blue sky 『alternative world』

どんなことが起こっても 青い空が広がっていれば  大丈夫 なんとかなる 僕はそう信じている…

蒼乃真澄
2年前
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ソラン

 元気だったな   一生懸命吠えるお前は  芝生を駆けてく   リードが伸びきらないくらい…

蒼乃真澄
3年前
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