東国三社巡り
8月の終りに、先輩たちと東国三社巡りへ行ってきた。
香取神宮、息栖神社、鹿島神宮を参拝し、道の駅に寄って帰る旅。先輩の運転に心から感謝しながら、ビル群から稲穂が揺れる田んぼへ変わる景色をのんびり眺めていた。
東国三社守りというお守りがあったので、そちらを選んで今も身につけている。息栖神社では、持ち帰ってよい「招霊の木の葉」を1ついただいてお土産にした。
また、少し前から始めていた御朱印集めを今回も楽しんだ。最後に参拝をした鹿島神宮で御朱印をお願いしたあと、「3社お参りをしていますので」とステッカーをもらった。おそらく売っているものではないだろうし、思いがけないプレゼントをもらって嬉しかった。
帰り道に寄った小さな道の駅で、地元の方と一緒に買い物をした。
家族へキンメダイとアジの一夜干しを買い、自分には大きな幸水をお土産にした(梨はとっても香りが高く、甘くて美味しかった)。
忙しく騒がしい日々も、かけがえのないもので愛おしい。けれど、人の熱気から切り離されて、清らかな空気の中でのんびりすることも幸せだった。
車のない時代、道路が整備されていない時代に、人々はどんな想いで歩を進めたのだろうかと夏の空を見上げる。
どうやって生きていくのか、正解がない時代になってしまった。ステレオタイプがない不安、それでも正解を求めてしまう寂しさ。
私も、まだ先が長いであろう人生に対して、不安にならずに「足るを知った」と思えるだろうか。自分の足で進んで行けばきっと大丈夫だろう。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
またどうぞ、よろしくね。
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