見出し画像

生理と福祉

💁‍♀️【生理と福祉】🏥

私は「生理のしんどさ」についても多くの人に理解してほしいと思うため、個人的にコツコツ発信します。笑


性のことはなかなか発信し辛いけれども、人間にとっては大きなこと。


人間の3大欲求である、


食欲、睡眠欲、性欲。


それくらい生活に関わることですよね。

さて、思い切って【生理と福祉】というタイトルにしてみた訳ですが、


皆様の関わる現場での利用者さん、普通に考えると50%が女性です。


なので、女性にとっての重要な月1イベントである生理について理解を深めるということは、関わりのヒントを得ることになります。


しかし、残念ながら、保育士の勉強にも、社会福祉士の勉強にも「生理」についてのトピックはありません。


でも、ほんとこれは福祉に関わる、もっというと女性に関わる全ての人に必要なことだと思います。


なのでコツコツ書きます。


おすすめ図書は「生理ちゃん」。
映画もやるらしい?!


さて、男性の皆さんは生理についてどのくらい知っていますか?


知識だけではなく、具体的な痛さや、貧血、ナプキンを買うお金、薬のお金、生理の時の服装への配慮、感情の起伏によるしんどさ、プールや温泉に行く時生理の予定を気にしないといけない事、場合によっては予定キャンセル、配慮のない発言をされた時の気持ち。


などなど。


この間、「男性が装置を付けることによって生理痛を体験してみる動画」がありましたが、そりゃもう悶え苦しんでマクラを抱えるしかできない状態でしたね。


女性は思春期頃からその訓練?を受けているので痛みの耐性が強いらしいです。


だから努力は「女」「又」「力」


と書きます。


そして、生理の一週間程は血が出ているので、常にナプキンを付けます。


生理の血はおしっこのように出すタイミングをコントロールすることができないものです。


だから、例えば会議中に自分が発言している時にドバっと出て話しながら内心「うわっ」ってなったり、くしゃみをするとドバって出たりします。


具体例はその辺までにしておきますが笑。


とにかく、あなたが普通に女性と話している時もしかしてその女性は「ドバっ」となっているかもしれないのです。


女性には、月に一回この生理が起こりますが、痛いのはその時期です。しかし、辛いのは1週間ではないのです。

その1〜2週間前は、感情の起伏が激しく、うつみたいになります。


急にやる気が起きなくなったり、常に身体が重かったり、落ち込んだりします。


つまり、どうでしょうか。


月の半分が生理による影響を受けている状態なんです。


あなたとその女性が会う時、50%の確率で生理の影響を受けているシーズンに当たるのです。


あなたの会う女性利用者さんも、言うことや気分が変わったりしている時、もしかしてその影響を受けているかもしれません。


なので、「この前はこういったじゃん!」とこだわらず、「そういうシーズンなのかもね」と、おおらかな気持ちで受け止めてあげると良いかもしれません。


そし思春期女子と関わる人もいるかもしれません。彼女らは「生理デビュー」をしてまだ慣れない自分の身体にとまどいやストレスを抱えているかもしれません。


あまり、プレッシャーをかけず、そっと見守ってあげることが良いかもしれません。

もちろん生理には個人差があります。


たまに全然平気!という人もいます。


しんどいという人が大半なのではと思います。


中には失神してしまうほどの痛みの人もいます。


個人差があります。

私にとっては生理の一週間より、生理前の感情の起伏の時期の方が辛いです。自分の気合いでコントロールできないというところがしんどいですね。


PMSという、生理前症候群と言われるので、必要に応じて薬を飲むことは助けになると思います。


自分がPMSだと自覚していなくてしんどくなっている人もいます。


以上、あくまで私見です。


ありがたいと思うこと。


●大らかに受け止めてくれる

●優しい言葉、気遣い

●何か代わりにやっとく

●必要な医療などにつながることも教えてあげる(もちろん関係性による)

何か女性への関わりのヒントになったら良いなと思うのと、今しんどいシーズンの最中なのでまとめときました。

サポート金額は、虐待などで親を頼り辛い若者たちのために使わせていただきます。