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初note!外資スポーツテック企業におけるチャレンジについて

*Facebook投稿と少しオーバーラップさせてます。

11月からKitman Labs(キットマンラボ)というアイルランドのスポーツテック企業の事業開発部長(コンサルタント)として日本マーケット参入支援に携わっています。

https://www.kitmanlabs.com

「人生の休暇中」の目的のひとつであった
#新しい分野の学び
では、AIの学習と海外(経験または生活)を狙いとしていました。コロナ禍により海外生活が困難な中、このような形になりましたがまずはチャレンジすることにしました。

さて、今回のアクションは、「日本代表が世界一になるには最終的に日本オリジナルが必要」と話してきたことに相反するように感じる方々もいらっしゃるかと思います。そして本当に親しい友人達と競合にもなります。
すでにその友人達にも直接お話しをさせて頂きましたが、あえて心の内をオープンに共有させてください!

まず概況的な側面として、日本のスポーツテック、デジタルは黎明期(成長期だと思われている方も多いと思います)にあります。本来は五輪を迎えると同時に急速な成長期へとシフトし、今後さらに拡大する可能性を秘めていました。もちろん想いある関係者、企業の皆さまがその挑戦を続けていらっしゃる姿も認識しております。一方で五輪後もその状況が続くのか?という不安もあります。

そして現実的な課題として、多くのソリューション・サービス開発において"専門性"と"テクノロジー"の融合が果たせておらず、さらに使用(活用)する側の"フィロソフィー(存在意義、目的、指標など)"と"リテラシー"が不足している感じを受けていました。
そもそもスポーツ界全体が人材確保にも窮している中で、テックに投資配分すること自体が積極的にできている組織、クラブ、チームはそれほど多くないと思います。

マーケットおよびサービスに注視すると、システムの品質やデータの活用方法、分析理論・手法など、まだ多くの面で海外ソリューションに学ぶことがあるフェーズにいることが事実と捉えており、超えるには「背中を遠くにみて追う」のではなく、「真横に並べて競争する」という段階に進むことで、より日本のスポーツテックマーケットが進化するであろうという想いもあります。
もちろん海外のソリューション、サービスが本当に日本文化にフィットするかという逆の課題もあるのは当然ですし、グローバルなコンテキストを踏まえた日本の強みを発見する機会とも思っています。

そしてスポーツ組織、経営の側面からすると、コロナにより観客がスタジアムに足を運べないことで、違う繋がりを構築するためであったり、きっかけを創り出すためのファンエンゲージメントには多くのデジタル投資が向くことも重要ですが、しかしながら、なぜアスリートを支える環境に対してのデジタル投資が上向かないのか。本質的にはアスリートがいるからこそ成り立つ世界であるにも関わらず。
特に現在のコロナ状況下だからこそ、あらためてアスリートの価値を正しく認識して、そのもので利益を生む、コストを還元する仕組みを作りだす時ではないでしょうか。

スポーツテックへの投資は健全な経営力と競争力を加える大事な未来であり、レガシーとなるものです。
日本のマーケット自体を拡大する必要性において、リードするのは外資内資関係ありません!将来的に日本においてはスポーツが社会への価値を提供・還元する世の中をデザインするためには非常に重要なプラットフォームの一部です。

まだ私自身もキットマンラボの全てを理解したわけではないですが、上記のような課題の多くを解決し、確実にチームのレベルアップをもたらし、クラブ経営にもインパクトを与えるソリューションを提供出来ます。
アスリートマネジメントシステムとして、コンディショニングやメディカル管理のプロダクトとしての機能はすでに世界トップクラスです。そこにグローバルな戦略とハイレベルなデータサイエンティストが加わることによりクラブ全体の分析を軸とした一歩進んだ未来の描写と実現。

ただし、あくまでデジタル活用も手法のひとつであって経営の本質に向き合うことが重要です。だからこそ視点を切り替え、テクニカルやスポーツサイエンティストのように少し曖昧な定義をより細分化して、専門性を高いレベルで連携して、皆さまが抱える本質的な課題解決するための、スポーツ✖️データ✖️データサイエンティスト✖️ビジネスという軸と総合的な分析で、その先にある社会課題の解決まで実現できるようにしていく未来があるのではないでしょうか。

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