谷川俊太郎の詩による歌曲集「十八歳」

というわけで、新しい動画が公開になっています。20年前、大学院に入った年に研究の方向性を「歌曲の作曲」にしよう、と決めたのですが、さてじゃぁまずどんな曲から作ったものかな、と思って師匠(指導教授)に相談したところ、「谷川さんの詩で作ってみるってのは?」とアドバイスを貰い、書店に行って見つけたのが集英社文庫の詩集「十八歳」でした。5曲目の「夢」を最初に書き、次いで4曲目の「午後おそく」を書いてまずはその2曲で学内の演奏会で初演。その時も歌ってくれたのは今回の佐藤くんでした(ピアノは後輩の菅野さん)。その後3曲目の「今日の心は」を書いて3曲の歌曲集になりました。(書いた直後に自主企画の演奏会で初演。)それから20年が経ち、昨年佐藤くんと演奏会をやろうという企画が立ち上がった時に曲を書き加えることを思い立ち、昨年レッスンができなかった時期に1〜2曲目を作曲。コロナのせいで企画した演奏会は流れてしまいましたが、佐藤くんが「録音だけでもしようよ」と言ってくれ、ならば動画にしようと思い制作したのがこの動画です。自分で言うのも何ですが、良い曲書いたんじゃね?!と密かに思っていますw

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