不登校は「イヤの壁」でできている
どうもこんにちはまっしんです。今回は、「不登校になったら最初に読む本」という本をもとに、不登校はイヤの壁でできている、という話をしたいとおもいます。
不登校の解決は未来にある
我が子はずっとこのままなのではないか
お子さんが不登校になったら、「ずっとこのままなのではないか、、、」と心配になるかもしれません。しかし、子供に適した教育をすれば、不登校を解決する方法があるのです。
ただ、方法があるからといって、何もしなくていいわけではありません。
不登校は時間では解決せず、むしろ時間が問題を大きくさせます。
なぜ不登校は解決が難しいのか
不登校の解決が難しいと言われる理由は、子ども自身が問題解決を望んでいないからです。
素直になって親と普通に接したら「学校に行け」「行く元気があるじゃないか」と言われてしまうのでは、と警戒しています。
そして子ども自身からの解決が難しいなら、と先生や友達など、周りから変えようとするのです。
不登校を解決するには
では、不登校を解決するにはどうしたらいいか、それは、子ども自身が問題と向き合うことです。
そのためには、両親は道を切り開くナビゲーターとなり、先人を切っていくのです。
そのためには、数多くのステップ、他人の力も必要です。
大切なのは、無理やり行動させるのではなく、子ども自ら行動できるようにすることです。
子どもの気持ちの方向を知るためには
まずは子どもの気持ちの方向を知る必要があります。
そのためには、子どもがこれからどうなっていくのか、どう対応すればいいのかを考えておきましょう。
そうして考える過程で、後悔や反省も出てくるかもしれません。
しかしそういうときは、「やり方を変えてみよう!」と、希望を持ってみましょう。
両親が希望を見せれば、子どもにも少なからず影響があるでしょう。
不登校の本質「イヤの壁」について
原因と感情がごちゃまぜ
不登校の子を持つ家族の方々は、原因と感情がごちゃまぜになっていることが多いです。
本来の不登校の原因と家族が反応して起こる悩みは別なのに、同じ種類の悩みとして扱われているのです。
具体的には、不登校がきっかけでも、それが起因して関係ない原因で怒ったり悲しんだりすること。
「その態度は何!?」などといったように、不登校がきっかけでも、原因は不登校、というわけではありません。
「わからない」の正体
子どもが不登校になって、原因を探ろうと「なにかあったの?」「嫌なことがあったの?」とアプローチしますが、子どもは何を聞いても「分からない」。
ひょっとして、心に何かがあるのではないか、と心配になりますよね。
しかしその正体は、子どもの「イヤ」。
イヤを並べて壁を作っている、これこそが「イヤの壁」なのです。
このイヤの壁は、すべての社会活動を止めてしまうなかなか厄介なもの。
しかし多くの子どもは、嫌なことがあっても、「仕方ない」と折り合いをつけたり、「別の道を選ぼう」と対処できたりします。しかしイヤの壁ができてしまったら、それができない状態になってしまいます。
そのイヤの壁で周りから見えなくなってしまった結果、「不登校は分からない」につながっているのです。
イヤの壁は3重になっている
そんなイヤの壁、実は3重になっています。
そのほうが、不登校を理解しやすいのです。
第1の壁
まず第1の壁。子どもに一番近い場所にある、不登校の根本的な原因です。
不登校のいちばん大事な原因なので、避けては通れません。
第2の壁
第2の壁は、親に一番近い場所にある、親子の葛藤です。
前述の、何を聞いても「分からない」と答える現象は、この第2の壁が関係しています。
第3の壁
最後の第3の壁は、第1の壁と第2の壁の間にできていく壁です。
なぜ「できていく」と表現したのかといいますと、この壁が時間にともなって大きくなっていくからです。時間の壁とも表現できますね。
親の一生懸命で第2の壁が大きくなる
前述したとおり、第2の壁は親子の葛藤です。
ですから、親が一生懸命になればなるほど、子との温度差で第2の壁が大きくなっていきます。
まず子どもが「学校を休む」と言い出します。
すると親は、「風邪なのかな?休ませて様子を見よう」と戸惑いながらも普通に休ませます。
しかし数日後、状態が安定してくると、「どうしていかないの?」といった問いかけが倍増してきます。
しかし、当然答えはでてきません。
すると、親は「どうして答えないの?」と問い詰めます。
家での態度はごく普通なのに、学校となると強い拒絶を示す。
「これはわがままかも?どうにかしないと!」と、更に力が入ってきます。
すると子どもの拒絶も強くなり、泣きわめいたり、ご飯を食べなくなったり、部屋に引きこもったり…。
これが、第2の壁ができていく様子なのです。
まとめ
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
最後にまとめです。
不登校は時間では解決せず、むしろ時間が問題を大きくさせる
不登校を解決するには、子ども自身が問題と向き合うことが必要
不登校は「イヤの壁」でできている
「イヤの壁」は3重になっている
第2の壁は、親の一生懸命が大きくさせる
ありがとうございました。この記事が気に入りましたら、スキボタン、フォローをよろしくおねがいします。また、Xもやっていますので、フォローよろしくおねがいします。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?