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15年は長かった

ここからはベトナムでのことを書いていきます。ちょっと自分との対話の方が多め。まあ、もともと観光したくて旅に出たわけじゃないのでご理解くださいませ。


12日目:ハノイの変化と私

空港で優雅な時間を過ごす

今日(May 5)は移動日。朝から空港に向かい、プライオリティパスのおかげで素敵な時間を過ごします。プライオリティパスのことだけは別で挙げているのでこちらをご覧ください。

バスに揺られてホアンキエム湖周辺へ

宿泊先のホステルまでどうやって行こう、と考えていて、grabもあるし航空会社が出しているバスもあるようだったけど、86番バスというのが45000ドン(ドンは下3桁をなくして6をかけると日本円にだいたい換算できる(で安かったので、これで。どうやって降りるのかよくわかんないし、車内を流れる放送が、ベトナム語の後に英語も流れるんだけど、「ここで降りると〇〇に近いよ」みたいなこと言われてもちょっとわかんない。俺がGoogle マップで現在地を見ていたら隣の旅人が俺の画面を見てるのに気づいて、「降り方わかる?」って聞いてみたら、「いや、ぜんぜん」ってなって笑った。そのあとその二人はベルギー出身で、ベトナムに旅をしに来ていることを教えてくれた。ガイドブックを持っている感じから、まだSIMカードを買っていないか、もしくは旅の間はホテルやカフェのWIFIでやっていくのか、、、感じのいい二人と少し話しながら50分ほどのバスライドが終わる。着いた場所は、15年前くらいにも来たことがあるのに既視感はゼロ。そりゃ15年は昔すぎる。

俺、ホステルいけるか?

とりあえずホステルに向かう。バンコクでの2段ベッド生活は、共有ラウンジが快適だったこともあり問題ではなかったけど、1日目も2日目もあまりよく眠れなかった。広さは十分だしプライベートも守られている、けど何度も途中で起きた。2日目の夜はちょっとうるさかった。でも「勢い」でとったこのホステルは1泊が1000円くらいの安宿で、朝食もあるみたいに書いてあった。ホステルに向かう途中、けっこう暗めの路地に入っていって、見つけたホステルは入口のおねえさんが英語ペラペラでめちゃ安心した。でも部屋に入ると、バンコクの時のようにプライベート空間が少ない。8つベッド(2段ベッドが4つ)ある部屋は、個々のベッドにあるロールカーテンは完全にはベッドを隠していない。ベッドの長い方にだけカーテンがついていて、短い方は空いてしまっている。また、すでに泊まっている人たちの荷物が乱雑に置かれている。。。ひとまず町に出て懐かしさでも感じるか。

大量の人と発展した町

まず気づいたのは大量の人。どうやら日曜日だったのもあってか、ベトナムの人も多い。旅行客も多い。日本語もちらほら聞こえてくる。とにかく人が多い。ちょっと人に酔いそう。ホアンキエム湖の北側のどこかに思い出のTシャツ屋さんがある、そんなことを思って歩き回ってみたけど、場所も覚えていないし写真もスマホにはない。結局見つけられなかった。次に南側に確かあったバドミントンのコートや卓球台を探しに行ってみるも、そこはカフェになっていて、もっと衝撃だったのは高級ブランドのはいるデパートやユニクロができていた。

勝手に静かな町だと思ってきたハノイは大きく変わっていた。当たり前。15年ってどんだけ前やねん。でも自分はその変化にちょっと面食らって、歩き回ってみたけどなんか、いろいろと疲れてしまった。疲れすぎてうまく立ち回れず、結局ものすごい歩いたけど感動も少ない。夕飯をとりあえず食べたけど、量が多くて食べきれない。周りにはだいたい2人組の旅行者たちで、一人で旅しててなんか、どっと疲れた?

活気のある町
揚げ春巻き。めっちゃうまいけどこんなに食べれない。

ホステルいけるか?第二弾

すっかり疲れていったんホステルに戻るも、さっき言ったような感じのホステルだからあまり気持ちは休まらない。部屋に入ると新しい旅人がいて、ブラジル出身だけどイスラエルに住んでいて、でも戦争で、、、というような感じの青年。これから町に行くけど一緒にいく?って誘ってくれたけどちょっと疲れもあって、というと、インスタ交換して、気持ちが変わったら連絡してくれって言ってくれた。親友に日本人がいるらしくて俺に興味を持ってくれていた。ありがたい。そしてその感覚、わかる。知っている人がいると急に親近感がわく。

とりあえず自分どう、いける?ここ3泊もできる?っていう思いが頭の中をぐるぐると巡る。そもそも、日本にいる時にも友だちと「昔はバックパックでゲストハウスとか泊まって安くても平気で、みたいな感じだったけど、今歳もとっていろんな経験もして、ある程度のお金もあるからなんでもOKとはいかないよね」みたいなことを話していたくせに、「勢い」とノリで3日目のホステル2段ベッドは、やはりちょっとしんどい気がする。まだ9時だから今からでもホテルを予約すればそこに移動もできる。。。と、日本と電話しながら考えたりしたけど、とりあえず今日はこのままここで寝よう、ということで、バンコクには山ほどあったセブンイレブンがなくなった代わりに、ところどころにサークルKがあるので、サークルKで酒を買って飲んで寝ようとするも、なかなか眠れない。こうして結局何度も眼を覚ます。

パソコンの電池がなくなっちゃったので、ひとまずこの辺で。

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