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第35回おうちでレガシー カバレージ Round3 Kiyoaggro (URデルバー) VS けんだま(エスパー石鍛冶)

かつて、このおうちでレガシーにおいて、レガシーをMOで日々やりこんでいる者同士の戦いがあった。「URデルバー」を駆る「Kiyoaggro」、そして、「エスパー石鍛冶」を磨き上げる「けんだま」である。

前回の戦いでは、けんだま側がデルバーのクロックを上手に抑え込み、見事勝利を収めた。

そしてそれから1ヶ月後、この二人は再び相まみえることとなった。それも、全勝をかけたフィーチャーテーブルで。今夜の全勝者はどちらになるのだろうか。

■Game 1

先手はKiyoaggro、1ターン目、Kiyoaggroは《汚染された三角州》から《Volcanic Island》をサーチして《秘密を掘り下げる者》を展開してターン終了。けんだまはこれに対し《Tundra》から《虹色の終焉》で処理しようとするが、これはKiyoaggroが《Volcanic Island》を戻して《目くらまし》を撃つことで対処されてしまう。

2ターン目、ライブラリートップは《二股の稲妻》。《秘密を掘り下げる者》が《昆虫の逸脱者》へ変身する。けんだまを殴りつけライフを17点に。更に《Volcanic Island》を再展開し、2枚目の《秘密を掘り下げる者》を展開していく。けんだまのターン、《汚染された三角州》をセットし再度《虹色の終焉》を1マナで唱え、《昆虫の逸脱者》を処理していく。その後、《汚染された三角州》から《Underground Sea》をサーチし、《思案》をキャスト。シャッフルをしていきドローしてターンを返す。

3ターン目、変身は不発してドロー。そのまま《ドラゴンの怒りの媒介者》を展開し、《秘密を掘り下げる者》で殴りつけてけんだまのライフを15点に削りゴー。けんだまのターン、《思案》をキャストし、その後、《Underground Sea》から《悪意の大梟》を展開してターンを渡す。

4ターン目、Kiyoaggroは《霧深い雨林》をセットし、《二股の稲妻》で《悪意の大梟》を処理しつつ、けんだまのライフを削ろうとする。更に、《ドラゴンの怒りの媒介者》で誘発した諜報で《厚かましい借り手》を墓地へ送り込む。これに対しけんだまは《思案》を追放し《意志の力》で対処。だが、さらにKiyoaggroは《霧深い雨林》から《Volcanic Island》をサーチし、《紅蓮破》で対応。打ち消しあいの末、《悪意の大梟》が処理され、さらにけんだまのライフが13点まで削られる。

そしてアタック宣言。昂揚を達成した《ドラゴンの怒りの媒介者》と《秘密を掘り下げる者》でコンバットし、けんだまのライフが9点まで追い込まれる。けんだまのターン、一気に追い込まれたけんだまだが、《溢れかえる岸辺》をセットして《石鍛冶の神秘家》をプレイし《殴打頭蓋》をサーチ。次のターンに望みをつながんとする。

5ターン目、そんなけんだまの望みを摘み取るようにアップキープに公開されるライブラリートップの《稲妻》。変身する《秘密を掘り下げる者》。次のターンまでしのぎ切れないとわかったけんだまは投了した。

Kiyoaggro1ーけんだま0

▲これほど殺意あるライブラリートップ公開もないだろう

■Game 2

先手はけんだま。1ターン目、けんだまは《Tundra》から《思案》をプレイしてゴー。Kiyoaggroは《Volcanic Island》から《ドラゴンの怒りの媒介者》をプレイ。更に《ミシュラのガラクタ》を展開し起動。ライブラリートップを確認しターンを返す。

2ターン目、けんだまは《沼》をセットし《悪意の大梟》をプレイ。相手のクロックをけん制しながらゴー。対するKiyoaggroは《沸騰する小湖》をセットし、2体目の《ドラゴンの怒りの媒介者》を展開。その後《沸騰する小湖》から《Volcanic Island》を持ってきて《思案》。諜報で落としたカードは《沸騰する小湖》と《稲妻》。これで昂揚を達成し、3/3飛行となった《ドラゴンの怒りの媒介者》でコンバット。これは《悪意の大梟》がキャッチし相打ちとなる。

3ターン目、けんだまは《Tundra》セットから《時を解す者、テフェリー》を招聘する。が、これも《目くらまし》により打ち消される。Kiyoaggroのターン、まず《沸騰する小湖》をセットしコンバット。けんだまのライフが17点に。その後、《秘密を掘り下げる者》を展開してターンを返す。

4ターン目、けんだまは《平地》をセットし、《疫病を仕組む者》をプレイ。指定は「人間」。《秘密を掘り下げる者》を蒸発させターンをKiyoaggroへ。対するKiyoaggroは《Volcanic Island》をセットし、キッチリと昂揚を達成させたままコンバット。けんだまのライフを13点に詰める。その後《沸騰する小湖》《稲妻》《思案》《目くらまし》《秘密を掘り下げる者》を追放して2マナ払い《濁浪の執政》を6/6でプレイ。攻めの手は一切緩めない。

5ターン目、けんだまは回答を探すため《渦まく知識》。更に《溢れかえる岸辺》をセットし《島》をサーチ。ライブラリートップをリフレッシュした上で再度《渦まく知識》を唱えるが、Kiyoaggroはこれに対し《沸騰する小湖》から《山》をサーチし《紅蓮破》。対応してけんだまも《狼狽の嵐》を撃ち込み事なきは得る。その後、1マナで《虹色の終焉》を《ドラゴンの怒りの媒介者》へ唱えターン終了。

Kiyoaggroのターン。まず《表現の反復》をプレイし、追放した《ドラゴンの怒りの媒介者》を展開。《霧深い雨林》をセットして《濁浪の執政》で殴りつけ、けんだまのライフを8点へ抑え込む。

6ターン目、とにかく《剣を鋤に》が欲しいけんだまは《思案》をキャスト。だがいま一つ引きが悪い。シャッフルしてドローし、再度《思案》。またもシャッフルしてドロー。そしてようやく引いてきた《剣を鋤に》を《濁浪の執政》めがけて撃ち込む。そのうえで《疫病を仕組む者》でコンバットし、Kiyoaggroのライフを20点にしターン終了。

Kiyoaggroは《渦まく知識》をキャスト。諜報は上。つまり欲しいカードがライブラリートップにあったということだが果たして。ライブラリートップにカードを戻した後、《霧深い雨林》から《Volcanic Island》をサーチし、3マナ払い盤面に貼り付けたカードは《狂乱の呪詛》。一気にけんだまを追い立てていく。そのうえで《ドラゴンの怒りの媒介者》でコンバットし、けんだまのライフが6へと追い込まれる。

7ターン目、けんだまは《オルゾフの簒奪者、ケイヤ》を唱える。サイコロの出目は1。ライフが5点になる。そのことを確認した上でKiyoaggroは《厚かましい借り手》を追放し《否定の力》で処理。《疫病を仕組む者》でKiyoaggroのライフを17点にした上でターン終了。Kiyoaggroのターン、《ドラゴンの怒りの媒介者》で殴りつけ、さらに《二股の稲妻》でけんだまのライフを1まで追い込みターン終了。

エンドステップ。けんだまは《瞬唱の魔道士》を展開するが、《狂乱の呪詛》のせいでフラッシュバックを行うことができない。そして迎えた8ターン目、ドロー後の手札は《溢れかえる岸辺》と《瞬唱の魔道士》。この状況を覆しうる手札ではなかった。

勝ったのはKiyoaggro。見事前回の雪辱を晴らす形となった。

Kiyoaggro2ーけんだま0

▲とにかく強力な《狂乱の呪詛》
貼るタイミングを誤ると効果が著しく落ちることには注意したい(※エタパ王者談)

■対戦動画

■デッキリスト

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