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社内公用語がある日突然英語に! ピエトロ from Italy 【ゴゾで出会った人】

今回はゴゾで出会った人について書こうと思います。
ずーっっとあっためてて、こっちで出会った人に軽く聞いたことを
ご紹介したいと思います。

名前は仮名です。
日々の会話で聞きためことをインタビュー風にリライトしました。
答えの内容は作ってません。


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↑ビールっぱらコンビでしたww


①どこから来たの?

もともともはイタリアのローマの郊外に住んでたけど
今はスイスのチューリッヒに家族と住んでる。


②どんな家族?

奥さんはブラジル人で、子供は2人いるよ。
大きい方の娘はもう18歳でいろいろ心配だけど
もう大人だからね。下の子はまだ15でまだまだ仲良しだよ。
→写真見せてもらったけど、2人ともエキゾチックで健康的な美人さん!


③仕事は何してんの?

メカニックのエンジニア。
日系のメーカー(某有名企業)で働いてるよ。
日本人の同僚も多いから日本には詳しいよ!


④何で英語留学に来てんの?

昨年から会社の公用語が急に英語になったんだ。
今まではドイツ語だったんだけど
最近入社するヤツらはみんな英語達者だし
ちょっと焦ってさ。今回でマルタにくるの2回目なんだ。
中期の休み(数週間 ※欧州は勉強のために有給が取れる国がある)
が取れるタイミングがあったらこっちにきて英語上達できるようにしてる。
ゴゾならヴァケーションも兼ねられるし、大好きだよ。
また今度秋にも来ようと思ってる。(→実際きた)


⑤なんでマルタじゃなくてゴゾなん?

勉強するには静かな環境の方がいいだろ?
チューリッヒでは忙しく過ごしてるし
マルタに滞在したらあまり意味はなく感じると思う。
ゴゾは完全にホリデイ気分に浸れるし、
ビーチもあって、ワイフからも解放されるし最高だよ笑


⑥チューリッヒはどんなとこ?

いい街だけどちょっと物価が高すぎるね。
今住んでるところも家賃は2500€以上(33万円以上!)だし。
(その分スイスは給与水準は高い)
(ちなみにローマ近郊の家は貸してるそうです)
空気は綺麗なのはイタリアよりいいかな。
でも食べ物はイタリアがやっぱり最高だよ。
スイスでは魚介類が高いし、食べれるものも限られてる。
その点マルタは、魚も食べれるからいいよな!


⑦学校についてはどう思う?

楽しいよ。いろんな人と知り合えるところもいいし
お前みたいな遠い国から来てるやつとこうやって友達になれるのもいいよね!
なかなか思うように上達できなくてイライラするし
たまに眠くなる授業もあるけど、全部ひっくるめて好きだね!
とはいえ、宿題や復習は嫌いだけど笑


⑧ゴゾについて思うことは?

ピザはまずいね。
ワインもまずい。
やっぱりイタリア人からするとあれはピザじゃないね!
お前はずっとあんなの食べなきゃいけないんだろ?
本当かわいそうに思うよ!とっととイタリアのピザを食べてほしい!
安いしうまいぜ!
(→これ、イタリア人の典型的なコメントでもあるwww)
レストランもまずいくせに高いからうんざりだよ。

じゃあイタリア人の言うところのピザってなんなのさ。

こっちのピザはチーズの味が違うんだよね。。
うまく説明できないけど。
ピザといえばLess is more(シンプルイズベスト)で具沢山なのはピザじゃない。
マルタのピザは具沢山でチーズも薄味だし
なんかとにかく、不味いんだよ。
答えを知りたかったらまずイタリアに来な!笑

→ちなみに自分は具沢山で薄味なピザが好きで気に入ってるんですよねwww

・・・あとえっと・・・いいところは?

天気だね!(注:夏時点のコメント)
毎日ビーチでワイン飲んで最高だよ。


⑧スイスで暮らすのってどお?仕事探すのとか含めて

結構厳しいと思うよ。
俺もできれば転職してみたいもん。
でもこんな時期だし、失業率も上がってるし
英語ができなかったら、よけい厳しくなっていくのでは、
と思ってる。
チューリッヒには有名企業も多いし
才能があれば働けると思うけどね。
(俺には無理そう・・・)


ありがとう!最後に日本とか日本人の印象とかどう思う?

会社の同僚の日本人はみんな生真面目だね。
僕らには考えられないような生活習慣でよく戸惑うよ。
あと、あの、酒を飲むと豹変するの、なんなんだ!?笑笑
みんなああなの?
(あーうーん俺もまあまあそうかも?)
いやもっと豹変すんだよ。まったく喋ったことない奴が肩組んできたりとか。
(あーあるね。w うちら日本人はシャイなんだってば。)
でも基本的に日本人はみんないい人で好きだよ。
仕事への情熱や他人へのリスペクトする姿勢も素晴らしいと思う。

日本は是非いってみたい国の一つだね。
COVIDが終わったら、ぜひ桜のシーズンに行きたいな!


彼はイタリア人でスイスで働き、しかもチューリッヒはドイツ語圏なので
母国語イタリア語に加えて第2外国語のドイツ語で仕事をしていたものの
突然英語でのコミュニケーションを強いられたという。
さらに奥様はポルトガル語でしょ。なんつう環境よって。
てか羨ましいくらい。
ちなみに「チューリッヒ」は英語では
Zurich」と書き「ズリック」と発音します。(クは比較的しっかり発音)
スイスについては国は「Switzerland:スウィツァーランド
人は「Swiss:スウィス」(「Swiss People」「Swiss Watch」など)
を使います。日本語と逆な感じなのでちょっと混乱しますよね。

彼らの言語も日本人からしてみたらアルファベットの共通言語で
楽でしょ?って思うけど、
本人たちからしてみたらやっぱり全然違う言語なんだって。
むしろ近いからこそ克服できない訛りがあったり。
まあ日本語・韓国語・中国語と同じなのかな。
語源は一緒でもその後の文化の違いでニュアンスが大幅に変わってる言葉とか
こっちにもいっぱいある。

そして、若い世代やグローバリズムにいち早く対応してる人々
からの突き上げに焦る、同じ50代として、いろいろ語った仲間でした。

こんな感じでゴゾで出会って、世知辛い世の中を生き抜くすべを
語り合った人たちを紹介していきたいなーと思ってます!


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