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【詩】夢追う人

空を駆け行く太陽は、
朝に己の行方を照らし、
昼に己の足下を照らし、
夕に己の軌跡を照らし、
然る後に暮れていく。

時を駆け行く人間は、
若い身空に夢を追い、
壮年期には現実を追い、
年老いてから過去を追い、
然る後に果てていく。

突き詰めてみれば日も人も、
同じ軌跡をたどっている。
ゆえに若くありたければ、
常に己の行方を照らす、
夢追う人であることだ。

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