【詩】眠たくなる

眠たくなるというのは神さまに
眠りを催促されているからで
精神がたるんでいるわけではない。

とにかく今のぼくには
睡眠が何よりも大切で
それ以外のことは意味を持たない。

たとえば今のぼくにとって
歩いたり体操したりすることは
疲れるだけの行為なのだ。

しかし睡眠はちがう
力の配分に偏りがなくなるので
体のバランスが充分取れる。

さらに眠ってしまえば
余計なことを考えなくてすむので
心のバランスも充分取れる。

睡眠こそ体に一番良い行為だ。
睡眠こそ心に一番良い行為だ。
そこが曖昧だから元気が失せる。

眠たくなるというのは神さまに
眠りを催促されているからで
精神がたるんでいるわけではない。

だからぽくは一刻も早く
眠らなければならないのだ。
神さまに逆らってはならないのだ。