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【詩】深夜の妖怪

ヒタヒタ、ヒタヒタ迫る
深夜の妖怪に怯えながら
ぼくは相も変わらず
この書き物をしている。

『いったい何のために
書いているんだろう?』
『いったいどこの誰が
読んでいるんだろう?』

なんてことは一切考えず
ただ、思いつくままに
いや、誘われるままに
この書き物を続けている。

いったい何が、何者が
ぼくを誘っているんだろう。
ヒタヒタ、ヒタヒタ。ヒタ
ヒタヒタ、ヒタヒタ。ヒタ

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