見出し画像

余計な罪悪感 2/1-2/5

2/1
火曜日。お米を炊いてなかったのでお弁当作らず。昨日から新しく来た派遣さんが休んでおり、このままいなくなるパターンな予感がしてきた。午前中からクレームの電話に当たってしまい、もうやだ〜という気持ちになる。また声が震えてしまった。嫌だな。午後からは少し持ち直したけど急遽の残業と、会社からの指示で土日へ振替出勤が発生して慌ただしい。帰宅すると弟はまた外食へ出かけていたので一人で晩ごはんを作る。冷蔵庫にある期限のヤバい食品たちをのせた謎の丼ができた。煩雑な味。ハロプロの動画を見てだらだら過ごす。

2/2
朝久しぶりに体重計に乗ったら体重が少しずつ増えている。ここ最近の食生活を顧みればそれはそう、という感じなので正直なヤツだなと身体に向けてつぶやく。いつも通り駅へ向かったら電車が運転見合わせをしており大変なことになっていた。時間はかかったものの奇跡的にぎゅうぎゅうの混雑に遭うことなく出社。二人しか来ていなかった。定時より1時間ほど遅れてやっと普通に仕事の感じになった。今日も残業だったけど母が退院しているので先に帰る。申し訳なさからつい隣の人に入院してた母が退院して…と言ってしまった。そうだったの!早く帰りなよ〜と言われる。言われた側がそう言うしかないのをわかっていたのについ言ってしまって余計な罪悪感。
帰宅すると母はいつも通りだった。痛みもそこまでないらしく、猫の世話をしてくれていた。腕についているのがシーネという着脱可のギブスみたいなものに変わっていたのでシャワーを浴びるのも少し楽になったよう。またハロプロ動画を見つつ寝る。いけないとはわかっていても寝落ちするまで動画を見てしまう。

2/3
朝から夜ご飯の支度やごみ捨て、お弁当作りなどをなんとかこなして出勤。職場ではコロナ陽性者と濃厚接触者の人たちが提出してきた書類が、所長の一存で仰々しく隔離されていた。消毒済にも関わらず、触るときは必ず手指消毒をして処理する人間を限定するらしい。いくら感染力が高いとはいえ、その人たちが直接持ってきたものでもないのにここまでする必要あるのかなあと正直思ってしまった。何より所長のコソコソしたタブー感丸出しの態度が逆に不安を煽っている気がする。何も言えないけど。久しぶりにがっつりと残業して結構疲れたのでタクシーを使ってしまう。運転手さんがいい人だった。
帰宅すると恵方巻と家族が待っていた。朝のうちに作っておいたきのこ汁と一緒に食べる。方角とかまったくわからないので普通に食卓で喋りながら食べる。おいしかった。

2/4
代休。母に朝ドラはじまったよ、と起こされる。顔がガビガビしている。昨日疲れすぎて顔も洗わず寝てしまった。わたし的に夜お風呂に入らず翌朝入るのはOKなんだけど顔を洗わないのはなんとなく嫌。なのでこれはかなり珍しい。美顔器でスチームを当てて念入りに顔を洗う。朝ドラはとうとう過去と現在の話が繋がった…というカタルシス的な展開でうるっときてしまった。
洗濯、掃除をすませお昼ごろcimaiのパンをおすそ分けしに姉の家へ。久しぶりに自転車をこいだらすごく足が重く感じる。姪っ子と少し戯れ小一時間ほどで帰る。帰り道スーパーで買い物。値引きされていたカットメロンと恵方巻バージョンのロールちゃんを衝動買いしてしまった。ロールちゃん、高校生くらいの頃好きだった。前はコンビニに売ってたのに最近たまにスーパーで見かけるくらい。帰って早速食べてみたら甘くてうまい。メロンは固くていまいち。膝に猫をのせて「乙嫁語り」を読み返していたらエアコンの温風が気持ちよくてうとうとする。三十分くらいだったけどかなり気持ちいい昼寝だった。野菜が足りてないので夜は鍋。そのあともキッチンの流しの掃除をしたり段ボールをまとめたり、湯船に入ったり(これももはやタスクのうち…)やらなきゃいけないことをやったぞ〜という感じ。

2/5
土曜日。仕事へ行く。休日ダイヤなので待ち時間を利用してスープストックへ。店員さんがとても無愛想だったけど、バイトしていたことがある(しかもその店舗で)ので朝だから二人でまわして大変だよね…という気持ちになった。帆立と海苔の柚子胡椒チャウダー(うろ覚え)を初めて買う。お昼に食べたら角切りの長芋がおいしかった。長芋を角切りにして汁物に入れるのはいいなあ。やってみたい。仕事は過去最高に終わらないのでは?というレベルで業務がギチギチに詰まっているけど、先輩達からしたらもっとヤバいときはたくさんあったらしいのでなんとかなるとのこと。やれることをやる。
退勤してスマホを見ると母から、猫(だいふく)の様子がおかしいので急ぎ病院に連れていくとのこと。不安で胸が詰まる。夜ご飯(ねぎとごぼうのポタージュ、ミートソースがけのオムレツ、ほたるいかとキャベツの炒めもの、きゅうりのゆかり和え)を作って待つ。8時過ぎにだいふくと家族が帰ってきた。病院が怖かったせいで体を低くしてうろうろしている(この状態をモップと呼んでいる)だいふくはいつも通りに見える。できる検査はしてもらったけど原因は不明。もっと詳しい検査をするなら都内の病院へ、ということだった。少し様子を見て、また同じことが起きたらさらに検査をしてもらうことにする。少し落ち着いて晩ごはんを食べていたら、猫(おにぎり)が膝に飛び乗ってきた拍子にポタージュがこぼれ、すでに膝にいた猫(きなこ)にかかってしまう。おにぎりは本当にいたずらばかりの慌ただしい猫。ポタージュは幸い冷めていたけどねぎが入っているので早急にきなこをシャワーに入れた。慌ただしい夜。夜ご飯を終えたあたりから急に胃が痛くなる。珍しいことなのでなにが原因か、どうしたらいいかよくわからない。とりあえず胃が痛いまま明日の美容室に備えてお風呂に入った。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?