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一人暮らし記 12/3

12月になっている。一人暮らしをはじめてから「ジェーン・スー 生活は踊る」の過去回をほぼ毎日聴いていて、今はちょうど数年前の12月回。平成最後の12月ですね、というオープニングトークに「ということはこれからコロナ禍か」と真っ先に思った。今まで聴いていた「生活は踊る」の中で、たまに「この人たちはまだコロナを知らないんだなあ」と変な感覚になったりした。コロナ禍以前と以後、という言葉が久しぶりに実感として身にしみる。

昨日は鼻炎にやられて何もできなかったので、今日は少し家事をしようと決めていた。洗濯、掃除機かけ、段ボールまとめなど。すみちゃん関連のものや冬支度の買い物をたくさんしたので段ボールがものすごい量になっている。
フェリシモから荷物が届いた。マムアンちゃんのなぞり絵キット(全6回)の3回目が来たけど、1回目すらほぼやれていない。自分には向いていなかったらしい。毎回なぞり絵のほかにかわいい雑貨がついてくるのが救い。ついてきたカタログを読んで、まとめて買うと安くなる収納グッズと皿を注文。ソファでカタログを読んでいたらいつの間にかすみちゃんが膝におさまり眠っている。ソファを買うのにずいぶん難儀したけど、本当に買ってよかった。これこそがソファを買う意味だった。
午後、Amazonで注文した小型のヒーターが届く。あまりにも小型でびっくりした。でもちゃんとあたたかそう。急にオムライス(というかケチャップライス)が食べたくなり、たまたま冷蔵庫のもので作れたのでさっと作った。まあまあおいしい。

「ティンダー・レモンケーキ・エフェクト」を読む。作者の方が「日記」さんだった頃からTwitterでフォローしていたので、書籍化への流れがすごいな〜と思いながら見ていた。ほっしーがおすすめのラインをくれて購入に至り、あっというまに読み終えてしまった。
日記を書くことについて色々と考える。あとは日記本、であると同時に恋愛についての本、でもあったのでそういうことも一気に考えがめぐって、脳みそが洪水みたいになった。
数年前、日記を書こうと思ったきっかけを明確に覚えている。とても仲の良かった友達に大切にしてもらった日、このことを忘れたくないなと思って記録をはじめた。その友達とはもう連絡をとっていない。だから、というわけではないが今あまり日記を書く気持ちがないのは忘れたくない、と思うような出来事が生活の上にないからなのかもしれない。
Tinderでマッチした相手と半年くらい会わずに文通のようなやりとりをしていたことがわたしにもあったから、そのことも強く思い出された。その人とは付き合って、別れて、それからスイッチが切り替わったみたいにわたしは他者とのコミュニケーションを自分から求めに行くのをやめた気がする。生身のその人との記憶はどれも一言で言えば「気まずい」ものばっかりで、それは多分わたしのほうに原因がある気がしているからだ。他者とうまくやれない。そのことに昔だったらもっと傷ついたり悲しんだりしていたけど、今はぼんやりと受け止めているようないないような曖昧な態度をとっている。
こんなふうに自分のことを書いてしまうくらい、いい本でした。

寒いのでお風呂に入る。追い焚き機能ってすばらしいんだね。実家にはなかったので湯舟につかるのが嫌いだった。クナイプのバスソルトを色々試してみているけどこれだ!という香りにはまだ出会えておらず。

いつかの晩ごはん ミネストローネ、焼いた鮭エリンギいも、鶏むね肉と春菊のナムル
昨日の晩ごはん 天ぷらそば、ぶりと野菜の酒蒸し

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