見出し画像

春節のお祭りノウルーズ@トルクメニスタン

ノウルーズとはノールーズ、ナウルーズ、ネヴルズ等と呼ばれ、日本の春分の日に当たる春の到来を喜ぶお祭りです。イランや中央アジア等の春分を重視する国々でお祝いされています。2009年にはユネスコに無形文化財としても登録されたようです。

ノウルーズはペルシャ語で、ノウ(now、نو)は「新しい」、ルーズ(ruz、روز)は「日」を意味する言葉です。ノウルーズを祝う国々にとっては新年と言ってもよく、盛大にお祝いされます(逆に1月1日はあっさりしています)。

日本では埼玉県蕨市のクルド人たちによって行われるノウルーズが関係者には有名ですが、普通に暮らしているとなかなか日本では出会う機会がありません。今日は、トルクメニスタンのノウルーズのお祝いを写真に沿ってご紹介します。

トルクメニスタンでは、政府行事として政府が中心となってノウルーズをお祝いします。大統領自身も参加し、外交団や国際機関の代表、公務員、大学生など、多くの人が参加する大規模行事です。

ノウルーズ草原という広い草原が用意されており、ノウルーズの期間中は特設のgara öý(遊牧民の移動式家屋、ユルタ)や昔のトルクメニスタンを思わせる景色が再現されています。

踊りを披露する女性たち。ノウルーズ草原への入口には学生たちが国旗を持って何キロも並んでいます(後ろの方)。

画像1

記念の植林。こちらは大統領が植えたもの。私たちも植えさせていただきました。「ノウルーズおめでとう」とトルクメン語でお祝いのインタビューを撮影され、ノウルーズの期間中編集されて使いまわされました。

画像3

おいしそうな羊たち(えっ!)。

画像3

調子に乗ってラクダに乗ったら落ラクダしました。

IMG_7085 - コピー

やはり馬がかっこいい。

画像5

こちらはプロフィール画像に使用しているものです。二足歩行馬。御上と一緒に見学しました。

画像6

プロフを作る(ふりをする)男たち。プロ夫(フ)と呼ぶことにしよう。でも本当にイベントのプロフは男性が作ることが多いです。

画像9

hiňňildik(ヒンギルリィッキ)と呼ばれる大ブランコ。漕げばこぐほど浄化されると言われています。

画像7

その辺にいた子供たち。かわいかったので。

画像8

皆さんもそれぞれのノウルーズをお楽しみください。