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日本再発見・トルコ、トルクメニスタンに行って好きになった日本のもの

私の海外生活は細かいものを除くと3回あります。20歳の時に1年間トルコで留学生として、1年半の間トルクメニスタンで日本語教師として、そして2年間大使館員としてトルクメニスタンで生活しました。

外国、特に在留邦人が少なかったり、日本のものが手に入りにくい国で生活すると、日本や日本のものが恋しくなると思います。私の場合は外国にいるときはその土地のものを楽しみたい派なので、実はあまり苦労したことはないのですが、逆に一度短期で帰国した時は辛かったです。その時は残りの滞在期間をうまかっちゃん(インスタントの豚骨ラーメン)でしのぎました。 笑

さて、ここからは私が外国で生活した反動でそれまでは特に興味がなかったにも関わらず、すごく好きになってしまったものをご紹介したいと思います。

第3位 温泉・サウナ
テュルク語圏に限らず、湯船につかる習慣がない国は多いのではないでしょうか。トルクメニスタンの家には湯船はあったのですが、底が浅くて日本の風呂のようにはくつろげませんでした。ロシア式のサウナには時々行きましたが、プールや水風呂はあってもお風呂はありません。日本にいたときは、温泉に入りに行くのは年寄りの趣味だと思っていたのですが、日本に帰ってからドはまりしてしまいました。歳のせいもあるのかしら。

第2位 食べもの
トルコ留学で20キロも太った私は、その後海外に行ってはおいしいものを食べ、日本に帰っては日本の者はおいしいと食べ、それを繰り返して太り続けて生きています。最近は特に寿司や刺身が好きになりました。トルクメニスタンでは川魚がメインで、料理もそんなにバリエーションもなく、よく食べられるのはチョウザメのケバブくらいです。外国の食事が合わないという人をたくさん見てきましたが、ある意味では羨ましいと思っています。

第1位 家族・親戚関係
特にトルコで影響を受けた部分が大きいです。トルコ人はすごく家族を大事にして、仲が良く、いとこや親せきも含めて家族のように育ちます。トルクメン人ももちろんそうですが、トルコの家族愛は半端じゃありません。トルコの女の子はお父さんが大好きというパターンが多い気がします。溺愛しすぎという気もしますが、洗濯物を一緒に洗うのを嫌がる日本の親子関係に比べれば素晴らしいと思います(偏見?)。これも加齢によるところもあると思いますが、両親の偉大さを感じます。

留学等の御経験がある方は私と同じように日本を再発見された方もいらっしゃるのではないでしょうか。皆さんの再発見も教えてくださいね。