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相手の言うことをすべて受け止めて聴いていると、辛くなる

 心理カウンセラーの岩松正史さんは、相手の言うことを全て受け止め、自分の言いたいことを言わずに我慢したり、全く賛成できないことに対して反論せずにいると辛くなることがあると言います。そして、このような状態を、「自己一致」していない状態と呼んでいます。

(引用はじめ)
だいじなのはあなたがどう思うかではなく、「相手がどう思うかをわかる」こと。これが共感的理解です。

乱暴な言い方をすれば、相手がどう思おうと私の意見とは関係がない、だからイラっともしないし同意しているふりをする必要もない。自分にうそをつかなくてもいい。こういう状態が「自己一致」です。
(岩松正史、13歳からの「傾聴力」向上バイブル)

幽体離脱して、少し上から自分自身を眺める場合はどうなのでしょうね。たとえば、あの人に対して謙虚であるべきだと思うし、そうしたいと感じるけど、あの人を軽蔑して上から目線で見る気持ちが強いんだなということに気付いたら。上から眺めている自分の思いと下に居る自分の気持ち、どっちも自分ですから、自己一致ということをどのように捉えればよいのでしょうか。

自分を傾聴するときの「自己一致」について、機会を見て、調べることにします。


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