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利益の目標は、金額で定めない

利益目標を金額で定めるのは良くないと言われます。
ビジネス上の利益だけでなく、
投資信託などによる資産形成の場合にも同様です。

どうしてでしょうか。

金額には具体性が無いので、ゴールが見えないからです。
300万円の利益が上がったら、次は1,000万円。
1,000万円の利益が上がったら、次は3,000万円。
1億円、3億円、10億円と、キリなく上がっていくからだそうです。

では、利益目標はどのように定めるといいのでしょうか。

それは、ご自身の生活の質を具体的に描くのがいいそうです。
誰と、どこに、どのような家や部屋に住んで、
子どもの教育は、ご自身のお仕事は、旅行は、たのしみは、、、。

そうやってご自身の生活を具体的に描くと、
お腹いっぱいのレベルが見えてくる、というわけですね。
家を買うと、それ以上に欲しいものって、それほど出てこないんですよね。
個人の欲求としてはね。

マーケッターの神田正則さんが言っていました。
年収が3,000万円になっても、生活はさほど変わらない。
家族で寿司屋に入るときに、
値段が気にならなくなるというくらいのものだと。
分かる気がします。

ビジネスの利益目標は、金額ではなく、
生活の質を具体的にイメージすることによって
定めるのがいいようです。

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