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空想植物図鑑 94
◯あいさつ
みなさん、おはようございます。
ちゃーりー(標準体型)です。
先日、お買い物に行ったら焼き芋がちょうど焼き上がりのタイミングでした。
なんて幸運でしょう!
秋はちゃんとやって来ていると分かり、ほっとしました。
……はて、しかしそういえば、8月末頃からあそこに焼き芋の機械があったような……? ちゃんと稼働していたような……?
いや、まぁ、きっと気のせいでしょう。お芋美味しいわぁー。
それでは、今日の空想植物となります。
![](https://assets.st-note.com/img/1696648823462-X2lsr8fRqv.jpg?width=1200)
全高約26mにも及ぶ超巨大植物の1つである。
地下茎と呼ばれる根を持ち、非常に広い範囲で群生している。この植物の群生地は土壌としてかなり偏った養分しか得られない「禁足地」であるため、人の生活圏とは完全に隔離されている。
遠目から見えるこの植物の森は、さながら魔境のそれである。
しかし、禁足地とは総じて「関係者以外立ち入り禁止」という意味であり、神官含む全ての人が立ち入れないという意味ではない。
この植物から得られる花には「若返り」の効果があるとされ、禁足地を管理する神官の存在がその事実を裏付けている。
神官たちは男女問わず性器を神に捧げ(高度な外科手術による摘出)た後、この植物をはじめとした植物のみを食す、完全菜食生活を送っている。
神官たちに重篤な副作用は確認されていない。
性器摘出を行わないままこの植物を食べた者は、正気を失い自らの爪で腹を引き裂いた。誰よりも勇気ある、惜しい仲間を失った。
◯おわりに
空想植物図鑑シリーズの楽しみ方については、7月6日の「空想植物図鑑」記事の中で紹介しております。
以下のURLから過去の記事が閲覧できます。
(8月24日 一部修正 追記)
https://note.com/maskedno7/n/na05146844f41
みなさんがほんのちょっぴりと空想を楽しむ時間を提供できたら、これ以上の喜びはありません。
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