サッカーの審判資格取ったら社内のマネジメントとめちゃくちゃ共通してた話
サッカーの審判も社会人生活もジャッジがつきもの(ねづっち感すごすぎ
地域の社会人サッカーでみんな億劫に思ってる審判の派遣のために取得した審判資格ですが、会社内の行動と共通する部分多すぎだったので書きます。
まずあたしのスペック
・社会人サッカー歴13年ちょっとくらい
・サッカー3級審判資格を2年前ぐらいに取得
・会社では圧倒的に中間管理職
サッカー3級審判資格って、なにそれおいしいの?
そもそもサッカーの審判資格は4ランクあってそれぞれこんな感じ。
4級→お金払って講習出れば取得可能
3級→競技規則の隅々まで読み込みが必要。筆記+体力テストあり
2級→都道府県の推薦が必要。筆記+体力テストあり
1級→各地域のサッカー協会の推薦が必要。筆記+実技+体力テストあり
・・・1,2級きびしすぎウケる
要するにめちゃくちゃリアルなアマレベルが3級です。
3級は筆記テストの内容的に競技規則の読み込みがマストですが、
私が受けに行った会場では当日発表でほとんどの方が合格してました。
みんなサッカー好きだな〜〜
で、なにが社内のマネジメントと共通してるの?
たっくさんありますが、おおきく分けて3つ共通してると思います。
①根拠に基づいて瞬時に判断をしなければいけない点
②誠実な姿勢で公正を貫く点
③選手にとっての最善を考える点
おいおい2つ精神論じゃねえかよ、
って思ったらそこまで!その通りです!!
どんなシーンで何が共通してるかそれぞれ徒然なるまま書いてゆきます。。
①根拠に基づいて瞬時に判断をしなければいけない点
まず、サッカーには「競技規則」があるんですよね。
URLかっこよ。lawsて。
みなさまご存知DOGSOとかSPAとか、ルール(判断材料)が纏まってます。
ちなみにDOGSOとかSPAとか知るにはこれオススメです。
サッカー選手が試合中にゴールを目指してプレーする際、
ルールブックなんて見ていません。故にファールが起こります。
その際に競技規則に基づいて瞬時に判断をするのが審判です。
サッカーの場合、例えば得点機会の妨害に対しては(特定のシーンを除き)
退場を宣告されますが得点機会の判断基準は明確に4つ定義されています。
1.反則とゴールの距離
2.プレーの方向
3.守備側競技者の位置と数
4.ボールをキープできる、またはコントロールできる可能性
同様に会社の中間管理職がプレーヤーへ判断を授ける時も明確な根拠が必要だと思ってます。
サッカー選手と同じで、根拠がないと腹落ちしないからです。
社会には競技規則がなくともいろんな判断材料があると思います。例えば
・社内のデータ(もしくは正しく選んだデータ同士を掛け合わせた数値)
・過去の履歴(過去の経験則も含む)
・周囲へのヒアリング
など・・・
反対に根拠がなかったり、判断者本人の立ち位置や性格による押し付けは、
プレーヤーのセルフジャッジと変わりません。
さらに、材料を用いてなるべく瞬時に判断を下す必要がありますが、
どれだけ自分の情報タンスを整理できてるかが速度に影響すると思います。
②誠実な姿勢で公正を貫く点
サッカーの競技規則には以下の文章が記載されています。
「フェアでスポーツマンシップあふれる行動がスポーツの尊厳を守り、
さらなる飛躍をもたらすと考えています。」
おなじように会社で判断を下す時も1つの出来事の解決だけを意識せず、
今後の伸びしろを考慮してます。(サッカーだけに)
優秀なチームメンバーほど、ファールが起きる前に確認をしてくれます。
確認の回数が増えれば増えるほどゴールまでの速度が遅くなるため、
なるべく今後も使用できる判断をお渡しするように心がけてます。
その時の「判断材料」は①であげた要素であり、その時の「判断軸」は
顧客だけでなく一般社会にとって「誠実」かどうかだと思います。
誠実であることが、もっとも持続する考え方だからです。
③選手にとっての最善を考える点
サッカーの競技規則には、「プレーヤーズファースト」である必要性を、
以下の文章で明確に記載しています。
「最も優先されるべきは、「選手たちにとって何が一番良いのか」
という観点で考えることだと捉えています。」
いちばん大切にしなきゃいけないものまで書いてある競技規則すげえ・・・
もし中間管理職が審判だとしたら、
わたしにとってのプレーヤーとは「チームメンバー」のことだと思います。
あとは、判断した内容がメンバーにとっての最善になっているのか、
常に向き合いながらいっしょに解決していく必要があると思ってます。
おわりに
徒然なるままに書いてきましたが、わたしが言いたいことは、
関わりのあるすべてを大切に思おうってこと!
です。笑
2級無理ゲーすぎますが充分人生の糧になってる気がします。
今後もリスペクトの気持ち忘れないよう、自戒の念を込めて。
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