見出し画像

「接客が好きな女。」

以前、ph7+(ピアッカセッテ)という
日本人の女性がデザイナーを務める
靴のブランドがスキ!とご紹介しました。
(この紹介だけでは物足りないくらい)

スキ!と思えるブランドとの出会いは
久しぶりで、高揚しました。

その後ご縁があり、というか、
自らアクションを起こしたことで
繋がりができ、

初めて
百貨店の婦人靴売り場に立つことになりました。

これまでいくつかの都内の百貨店には
アパレルブランドのスタッフとして
入ったことがあったので慣れていましたが、
靴売り場は今回が初めて。

靴売り場って、
どんなイメージがありますか?


これは接客業をしてきた私の目線ですが、

靴売り場の接客って、超絶やりづらそう…

と思ってました。


同じエリアで、
各々のブランドの担当スタッフがいます。

その中で、
人手が足りない時や担当者がいない場合は
百貨店の社員もしくは他ブランドのスタッフが
お客様の接客をしなければならないんです。

なんだかスタッフ同士、ギスギスしてそう…

とすら思っていました。

実際は全然ギスギスしてなくて、
分からないこともサッと教えてくれる
素敵な方ばかりでした!

あと、

靴のことばかり話すのかな?

と接客前は考えていました。


そりゃ靴売り場なんだから、
靴のこと話して!って思うし、

靴は何より
その履き心地やサイズ感、痛くならないか
などが重要だと私も思っています。

だから、
それをお客様は聞きたいよね、きっと。
と思っていました。

実際に売り場で他のスタッフさん達の
接客術を盗もうと聞いていると、

基本は
痛くないか、きつくないかの話でした。


私はトータル3回店頭に立ちましたが、
私が話したことは





どんなコーディネートを楽しみたいか


これが90%だったと思います。

お客様は試着して、鏡を見て、
何を考えているのか?

それは、

どんな服と合わせようかな
あの服と合うかな
この服は合わないかな
アクセサリーはどうしようかな

きっとこれだと思うんです。

少なくとも私は靴を買う時に
コーディネートを想像します。


ph7+はまだまだ小さなブランドで、
取り扱いも公式には都内2店舗のみ。

そんな中、
ご購入に至らなかったお客様からも

楽しかった!
「すごく参考になった!」

と何度も言っていただくことができました。

そして皆さん笑顔で
ありがとう」と帰ってくれました。



これが聞けた時、

私はやっぱり接客が好きなんだ

と深く実感しました。


そういうわけで、畑は違うけど、
昨日から少しずつ接客業に戻りました。

一応年内までではあるけど…
のびのびと、自分らしく、
そして楽しく接客できたらな、
色んな方とお話できたらなと思っています。

接客を受けるのが苦手、
という方も多いかもしれませんが、
その抵抗感すらも溶かしてしまうスタッフって
必ずいると思います。

それが私!だなんて大それたことは
もちろん言わないし、
むしろ私を苦手とするお客様はたくさんいる
と思います。

それはスタッフひとりひとりの個性と
お客様ひとりひとりの個性とが
マッチするかどうか。

この人の雰囲気好きだなと思える
スタッフさんがいるお店には、
また足が自然と向きます。


季節は秋。
冬だってもうすぐそこ。

素敵なスタッフさんを探す旅も
なかなか面白かったりしますよ。

出会うには根気もいるけどね。




この記事が参加している募集

#自己紹介

230,907件

私をサポート?!素直にありがとうございます。あなたのサポートは、真っ赤で、真っ黒で、時に真っ青なましろが真っ白になれるよう、note内で活かされ続けます。