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どっちもどっち。

大学生活のスタート🌸

 新しい友達ができるかなぁーと、不安と期待が半分半分だった入学式は中止になり、初登校日は健康診断をして、ミニ短縮オリエンテーションを受け、寄り道することなく帰宅。それからすぐに、「株か!?」と思うほど、0.01秒単位で埋まってゆく履修登録戦争を何とかやり抜き、全ての授業がオンラインでスタート。憧れていたキャンパスライフとはかけ離れた、inマイハウスカレッジが始まった。

大学の授業って??📃

 毎日、やってもやっても終わらないレポート地獄。あれ?大学生ってこんなに忙しいの??空きコマにバイトして、休みの日は友達と遊んだり、自由な時間の使い方ができる楽しいものじゃなかったっけ??私が想像していた大学生活はどうやらマンガの世界のものだったらしい。

資料を読み、机とにらめっこしてレポートの下書きを数時間かけて書き、下書きとパソコンを何度も交互に見ながら、タイムリミットに追われながらも、とにかくパソコンに文字を打ち込む。私は手の抜き方が分からず、レポートを書くのにアホみたいに時間をかけていた。

一生懸命に書いたレポート。先生側からのコメントや添削はなく、何が良くて何が悪いのか分からないまま、ただひたすらに課題を提出した。何十人という生徒の拙いレポートを毎週読む先生たちの苦労はもちろん分からなくはないが、大学の授業というものがよく分からない上にオンラインという未知の形式で始まった授業で出される大量の課題に、不満が溜まるばかりだった。

そして、分かった、自分の要領の悪さ。いい感じに手を抜いて、サクサクと順調に課題をこなしている人が羨ましかった。

わたしのzoom授業💻

 zoomを使った授業は、とにかく肩が凝った。

画面に映し出される自分が周りにどう見えているのかを気にしてしまい、姿勢を正してなるべく口角は上げるようにする。教室で受ける時の何倍も「見られる」ことを意識してしまい、心と身体の疲れがハンパなかった。ブレイクアウトルームに分かれて話し合いをする、なんていう日はもう、授業が終わってから30分は動けない(これはちょっと大袈裟?笑)ほど疲れた。

対面だと横に座った人に意見を聞いたり、個別に話しかけやすい。だが、zoomだと一度に1人しか話すことができず、喋ったことは全員に聞こえる。ゆえに、人見知りな人や人前で意見を言うことが苦手な人には非常に酷な時間だ。私は、前期で「リーダーシップ開発」と言う授業を受けたが、とにかく時間内にグループで話し合って意見をまとめなければと思い、話し合いの進行役を買ってでるしか道はなく、それがものすごくしんどかった。もちろん前期の授業の中では一番成長できた授業ではあったが、その分、ストレスと疲労がすごい。


まとめ🤔

オンライン授業は資料を好きなだけ何度も見返すことができるため、自分に合わせた学びができる授業もあった。「学校行かんで済むし、ギリギリまで寝れるやん!ラッキー🤞」なんて言う人もいるが、レポートに費やす時間とzoom授業の疲労とを考えれば、時間もしんどさもほとんど対面と変わりない。いや、私はレポートに死ぬほど時間がかかるので、オンライン授業の時の方が、時間も心の余裕もない不規則な生活をしていた。友達ともLINEでひたすら顔が見えずに、言葉だけで会話をするのも疲れた。

大学生1年目だから余計にしんどく感じたのかもしれない。だが、やはり授業は学校で、教室に入って、先生と友達と顔を合わせて受けるべきだ。

授業をオンラインで受講したことで発見したことも多い。

しんどかったけれど、いい経験になったと思う。

コロナが一刻も早く消失し、

要領良く課題をこなし、空きコマや休日は友達と外で思いっきり遊び、趣味のアニメと漫画を好きなだけ楽しむ、そんな大学生活が送れますように。