成功とは、幸せとは何か

わたしは以前から名言・格言などが好きでよく本を買っていました。

今日は調子も良かったので、短い読書のために、名言・格言本をめくりました。


以前は、短い言葉で、言いたいことを的確に言い表している言葉が大好きでした。

選ばれた言葉の的確さや、美しさにうっとりしていました。

そのメッセージの力強さに勇気をもらったり、姿勢を正したりもしました。


ですが、

うつ病を発症してから名言や格言の力強さ、断定的な言い方が窮屈に感じるようになってしまいました。


古今東西、あらゆる名言があるのですが。今日は特に幸せについての言葉を眺めていました。

今の自分にぴったりとくる言葉が欲しかったのです。


だけど、名言、格言の中に出てくる「成功」「幸せ」にほとんど共感できませんでした。

そんな「幸福」は欲しいと思えない。と思いながらページをめくり続けました。



努力を促したりする言葉は今は聞きたくない。

〇〇は素晴らしいと言われれば、それ以外を否定して要るように感じてしまう。


私が欲しいのは、もっと、ささやかな言葉で幸せを語ったもの。だが、そのささやかさを賛美しているものではない。

「足るを知ると」か「清貧」ということではない。


そんなふうに考えながらページをめくりました。ですが、なかなか、ぴったりとくる言葉が見つからない。


自分のありのままを受け入れるということの「良さ」を教えてくれる言葉。その「良さ」に気づかせてくれるような言葉。

何が正しいかや、何か間違いかを指摘するのではなく、ただ、静かに微笑んでくれているような言葉がほしい。


うつ病は決して珍しい病気ではないでしょう。

うつ病になったことのある、著名人だっているはずです。そんな人の実感のこもった優しい言葉はどこかにないでしょうか?

今日は、見つかりませんでしたが、これからも探してみたいと思います。




せめて、「成功」や「幸せ」についての名言ではありませんが、以下の2つの名言が私の求めているものに近い気がするので、ご紹介いたします。


なぜ、自分を責めるんだ。
必要な時に他人が責めてくれるじゃないか
アインシュタイン


重いものをみんな捨てると
風のように歩けるそうです
高村光太郎


元気な時にみたら、何か物足りなさを感じてしまいそうな、ふわっとした言葉ですが、今は、それが心地良い。

いつか、自分の心にぴったりとくる言葉に出会いたいものです。











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