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Ableton Live Suite に付属する Max for Live とは?


Max for Live って何?


Live Suite から使える拡張機能のことで、Live 上で動作するインストゥルメント、エフェクト、ツールなどのデバイスを独自に作成したり、既に作成されているデバイスを編集したりすることのできる機能になります。

Max というソフトウェアについて


Max for Live の Max というのは、音楽とマルチメディア向けのグラフィカルな統合開発環境(分かり易い表現だと、プログラムを構築するソフトウェア)のこと。
Max の開発元である Cycling '74 と、Live の開発元である Ableton により、共同開発されたのが Max for Live になります。

ソースコードを書く必要がなく、ノードベースでプログラムを構築するため比較的学習が容易であることと、音や映像に関するモジュールが豊富に揃っていることが特徴です。

Max for Live の学習をする際に役に立ったサイトなど,,,


Max や Max for Live に関するほとんどの情報は英語のため、 DeepL 翻訳 などの翻訳ツールを使って学習することになると思います。
英語と聞いて、拒絶反応を起こしてしまう方も少なくないと思いますが頑張りましょう!

公式ドキュメント

フォーラム

貴重な日本語マニュアル
少し昔に作られたものらしく、情報的に古い部分が多少あったりもします。

https://nagasm.org/1106/sound/MaxBook.pdf

自作した Max for Live の紹介


Gumroad , Booth にて販売してます。無料のデバイスもあるので、ぜひダウンロードしてみてください!

MIDICCのパラメータを視覚的に分かり易くするデバイス

キースイッチの打ち込みを効率化するデバイス

Cubaseでいうところのエクスプレッションマップ、Studio Oneでいうところのサウンドバリエーションに近い機能をLiveで実現できるデバイスです。

まとめ


Max for Live は、Live の最上位グレードである Suite を購入した際に付属してきますが、難しそうという先入観から多くの方はほとんど触れることもないと思います。
実際、別に使わなくても楽曲制作に支障は出ないのでそれでも良いと思いますが、少し頑張って触ってみると意外と面白いことができたり、自分が欲している機能を追加・拡張できたりするので結構便利だったりします。

この記事を読んで Max for Live に興味の湧いた方は、ぜひ挑戦してみてください!

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